短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

RE 諦めたとは言わないがゆるやかに手放しつつある夢のいくつか

諦めたとは言わないがゆるやかに手放しつつある夢のいくつか#tanka #jtanka — 根本博基の短歌 (@c6iOEExLqVzWBYc) September 22, 2019 まだ手の中に胸の内に温度はあるけれど、「たぶん違うんだろうな」ってうすうす分かっている。分かっているから、そっと…

RE どろどろに溶けたい消えたい君無しで生きれなくした責任とって

どろどろに溶けたい消えたい君無しで生きれなくした責任とって (栞) #tanka #jtanka — 栞の歌まとめbot (@xshiorix_bot) September 22, 2019 満ち足りていることの表現は様々。「なじる」とか「恨みがましく」とかが文脈としてハマると強烈に色っぽい時、…

RE シャツの背へ夏汗は伸び首もとの その痕跡に光がはねる

tanka.sblo.jp 今日の短歌は内容が少ないというか、「首の汗がその辺 光ったんだよね」ってだけの内容なんですけどね(-_―; )まぁ、たまにこんなこともあります_(:3 」∠)_ いいと思います。 内容少なくないと思う。 自分にとって爽やかに感じられる他人の汗…

RE 海馬よりすべての君を切断しアイスキューブに閉じこめている

海馬よりすべての君を切断しアイスキューブに閉じこめている #短歌 — だっさん/朝倉冴希@短歌 (@dassan34) September 20, 2019 「あ、そうか」って声が出ました。 私は、『「君の海馬」から「君」を切断してアイスキューブに閉じ込めている』 ことをイメー…

RE 少しだけ気温は下がり鈴虫と 呼ぶ虫が鳴く夜の小道を

tanka.sblo.jp 夕涼みは夏の事柄だから、夏の終わりに鈴虫の歌を楽しみつつ、「夕涼み納め」をしているともいえるかもしれませんね。 ジブリみがあるというか、『千と千尋の神隠し』にこんなシーンがあっても、違和感ないかもしれないなあと思わされました。…

RE つらくても私は向かう明日はその 水平線は近づいている

tanka.sblo.jp ありゃ。 今日の短歌のタイトルは、元々は「水平線の短歌 つらくても短歌」だったんですが。短歌を詠むのがつらすぎてこんな短歌になった‥って感じがしたのでそこは一応自重することに致しました‥(; ・`д・´) 一歩一歩、足を動かすのが前に進む…

RE 亜熱帯の空間を去りやわらかな 球体をもち空に転がす

tanka.sblo.jp なるほど。 考えてみたら、夏と冬って、光は夏が鋭いけれど、温度に関しては冬の「刺す」ような冷たさと対称にはなっていませんよね。亜熱帯な空間は、もっと丸みがあって、じっとりしてる。 体温と同じくらい暑い空気に包まれて、冬より自分…

RE 向日葵が枯れてうつむく静けさの 夏の終わりを歩み進めて

tanka.sblo.jp 背の高いひまわりが、夏の青と張り合うように、どこまでも黄色く輝いてる有志、そういえばこの夏見てないなあ。忙しすぎたり、お天気に気を取られてたかもしれません。 夏にお祭り騒ぎするわけじゃないのに、夏の終わりって「静けさ」があるん…

RE 見せはしない年が離れたあなたには 見えない宙に在る水蒸気

tanka.sblo.jp 「鈍感なのかな、気づかない振りなのかな?」って状況を連想しました。色んな解釈が出来ると思う。 「見えない宙」を私達は幾つも抱えて生きているのだから、そこにたしかに在る水蒸気の総量って凄いことになりそうですね。水から、天気の子、…

RE 壁にあるやや傾いたカレンダーを 整えて 見る今日の前後を

tanka.sblo.jp いいですねー。 これ、枯れた感じがして凄く好きです。 用があってカレンダーを見る時は、フォーカスあてたり、スキャンしたり、サーチする感じで、まったりとかゆったりとか、味わうこと、ただ見ることが出来ない気がします。 すごく傾いたの…

RE 寝る前に米を一回炊くだけの 気力がぼくに、あればの話..(; ・`д・´)

tanka.sblo.jp 自炊。冬茹(どんこ)をもどして、しいたけご飯作るのが好きでした。炊き込みご飯って燃えませんか? 鳥のささみとしめじの炊き込みご飯とか、冷めておにぎりにすると海苔まで美味しいです。 自分の原風景の料理・献立ってありますね。パスタの…

RE 水面の下から泡が昇るのを 見つめるそれは淡い緑の

tanka.sblo.jp シャワーで済ませず湯を張るって、いいですよね。 お風呂の支度をしている段階かもしれない。 お湯に入っているのかもしれない。 「泡」が淡い緑であることは、ぼんさんワールドに訓練された読者は受け取れるわけですけれども、「見つめるそれ…

RE 日光が白く差す道 蝉は鳴き 数は若干減っただろうか

tanka.sblo.jp 去年の夏は暑すぎたけど、今年は不安定な陽気が多くなかったです? 風で倒木があるとか相当ですよ。 事実なのか、感じ方の問題なのか、両方あるのか、謎ですねー。 「この暑いのに、どんだけ鳴くんだ君らは」って、音まで暑苦しい追撃としての…

RE オジサンはマンガがダメなわけじゃない 集中力が持たないだけだ(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤッ

tanka.sblo.jp 集中力のコントロールは確かに難しいけど、あれって苦手な人は世代関係なくいる気がするんだよなあ。 漫画といえば、私の親世代になると『サザエさん』『いじわるばあさん』を読む人達になります。70↑ですから。私は『ドラえもん』から始まり…

RE 前方に見知らぬ人が何名か 交差点から渡る景色は

tanka.sblo.jp 一期一会未満というか、袖触れ合わなかった感じなのかな。ぼんさんはそうは表現されていないけれど、まったく知らないし興味もないけれど、お互いに一個しかない命もって、何か背負ってそこにいるんだってことは意識しています。自分のことに…

RE 紅色のコンペイトウが旗を揚げ 街路樹下に集まっている

tanka.sblo.jp コンペイトウがはらはらと散ると、散った花びらがポテチになるんですよね? やべえ、ポテチ食べたい。ポテチは炭水化物を油で揚げて、お塩かけてあるわけで、中毒性の塊みたいな感じしませんか。美味しいものはだいたい、糖質か脂質を含んでい…

RE 不機嫌なぼくらのせいで薄雲る銀の鏡よ美しくあれ

不機嫌なぼくらのせいで薄雲る銀の鏡よ美しくあれ #短歌 — だっさん/朝倉冴希@短歌 (@dassan34) August 30, 2019 TLを開いて、この作品が飛び込んできました。 詩歌や言葉って、だからいいよねって思います。 僕らは、主体達が「不機嫌」であることを良い悪…

RE 暗闇に羽を細かくふるわせて そこには僕の存在がある

tanka.sblo.jp 「そこには僕の存在がある」 そうなんですよね。姿は見えなくても、音から逆算してイメージができる。 TVをミュートするみたいに、懸命に羽を震わせているのに、そこに存在があるのに、音がしないことをイメージすると、かなり孤独です。 拒絶…

RE テレビには以前わたしが憧れた 人がひとつの世界をうつす

tanka.sblo.jp そうそう。ぼんさんみたいにプロジェクターを導入したら、4Kテレビ導入って。TVの仕組み自体は変化していますけど、白黒TVが新しかった頃から現代に至るまで、TV・動画って需要がありますよねー。 さて、今回の作品は、下の句がミステリアスか…

RE 朝はすぐきてしまうから生ごみの水切りぐらいしっかりと泣く

朝はすぐきてしまうから生ごみの水切りぐらいしっかりと泣く『 生 』 岩倉曰 #うたの日 #tanka https://t.co/bXsUrvx164 — 岩倉曰 (@wakuwakuiwaku) August 29, 2019 「泣く」というコマンドが欠落して久しいです。目にゴミが入っても赤くなるくらいで、なか…

RE 線路から右手の空へ押し上げた 夏の陽射しは分解されて

tanka.sblo.jp いや、私とかある日この世界から居なくなって、友だちに「ぼんさん、どうしたんだろう..」って言われたら。「あ、ごめん、夏の陽射しに分解されちゃって」がリアルな回答なんです。 死生観は様々だから、爽やかでいいなあと感じましたよ。 ぼ…

RE 缶バッジだらけのリュックをしょっているきみはいちばんちかくの銀河

缶バッジだらけのリュックをしょっているきみはいちばんちかくの銀河『 缶 』 岩倉曰 #うたの日 #tanka https://t.co/nvmgdfuDMh — 岩倉曰 (@wakuwakuiwaku) August 25, 2019 バンプの『天体観測』、Supercell 『君の知らない物語』を連想しました。 缶バッ…

RE すぐにでも答えが欲しい季節です百も承知でここにおります

すぐにでも答えが欲しい季節です百も承知でここにおります #短歌 — だっさん/朝倉冴希@短歌 (@dassan34) August 28, 2019 朝晩に秋の気配は少し感じられるけれど、気温は熱量が下がってきたかもしれないけど、だからこそ、気持ちの熱量は下げないという構え…

RE コア置いて。アンネ、託宣。ガルミーユ。 ポセイドン横に伊達政宗(๑•̀ㅂ•́)و✧

tanka.sblo.jp シャドバ好きな方が、短歌に目覚めそうな流れですね。 私は、サタン不採用の普通のドラゴンの方が、侮蔑の従者・信者、忌まわしき紫竜などのドローソースが豊富で、コキュートスカードにパワーでは劣るものの、手札の枚数で勝負できる場合があ…

RE ちょうど良く納まる箱を探しつつ 今ある箱に入ってみる(# ゚ Д゚ )

tanka.sblo.jp ほほー。 猫短歌は、そんな理由があったのですね。 なんだろう。継続はもちろん大切ですけど、創作って苦しむことや苦労することと、成果物が比例しない気がするのです。 むしろ余裕の有無の方が、感受性に影響あるかもしれないなあと思ったり…

RE 紺青をちいさく揺らす海にある 石像を見に舟を出す人(°Д°≡°Д°)

tanka.sblo.jp まって。 海に石像があっても、「石像あるなー」って思うだけで舟出さないですよ。 舟を出すって、わりと大きな決断だと思う。 イメージの中でも、舟を扱って、「行って帰ってくる自信」があるかないかも影響ありそうですねー。 着眼点が違う…

RE 陽をひいて雲の周囲を滑らせる うっすら写る曲線の上

tanka.sblo.jp 私の短歌は雲とか陽射しの短歌が多く、散歩する間もよくぼけ~っと眺めながら歩いています。そう、でも今回のように「うっすら」と「曲線」が登場すると、雲と太陽の話だと思ったのに色々と妄想してしまいますね(主にお前の話だな(°益°╬)) 「…

RE 仰向けに見つめる雲を隠すよに 君は現れ私をすくう

tanka.sblo.jp なるほど。 水たまりで仰向けに空を見てて、空だなー、雲が覆いかぶさるみたいに出てきたなー、雲を隠すように(「私」の視界を遮る)、「私」を雲から隠すように、おそらく「覆いかぶさる」ような感じの存在感で、「君」は私を拾い上げた(す…

RE 産み落とす私のつぶは満月の 泡立つ海の境界を割る

tanka.sblo.jp どこから飴玉が来たのかよく分からないんですけれどもね|ョ゚д゚`)。oO 門外漢が適当なこと申し上げると、詩歌は「分かる」必要ないと思うし、言葉を用いていますけど言語に頼りすぎない力加減(思考と直観のバランスとか)も大切かなあなんて。飴…

RE こんなにも好きだ好きだと言っててもいつかは冷めてしまうんだろな 

こんなにも好きだ好きだと言っててもいつかは冷めてしまうんだろな (栞) #tanka #jtanka — 栞の歌まとめbot (@xshiorix_bot) August 18, 2019 「今がピーク・幸福の絶頂かな?」って幸福を味わいつつ、同時に醒めた目で自分・二人の将来を見てしまうとか、…