短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE こんなにも好きだ好きだと言っててもいつかは冷めてしまうんだろな 

「今がピーク・幸福の絶頂かな?」って幸福を味わいつつ、同時に醒めた目で自分・二人の将来を見てしまうとか、そんなリアリズムが切り取られていますね。

 

ミュージシャンの歌詞でも、万葉集でも、もちろん様々な短歌でも、多くの方が「永遠になればいいのに」ってこと描いてますよね。普通はもたないし壊れるし、だから様々なドラマが生まれる。

 

私はこの作品がキュートに感じられたのは、「いつかは冷めてしまうんだろな」という予想が裏切られて、20年くらい経って、「好きなのわかったから」みたいな、イメージを描く余地もあるからかも。

たとえば、パートナーが度が過ぎて一途で熱量が下がらないので、どんどん猫みたいになっていく主体(一人の時間欲しい、放って置いて)をイメージしてみて下さい。

 

少しは色んな人を見てきました。

世の中には例外っていて、「飽きない」とか「素直」のリミットが前向きにどうかしてる方もたまにいます。大型犬とすごく話が合いそうな感性というか。