短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 暗闇に羽を細かくふるわせて そこには僕の存在がある

tanka.sblo.jp

「そこには僕の存在がある」

 

そうなんですよね。姿は見えなくても、音から逆算してイメージができる。

TVをミュートするみたいに、懸命に羽を震わせているのに、そこに存在があるのに、音がしないことをイメージすると、かなり孤独です。

 

拒絶というより、断絶してしまうイメージ。

 

とすると、主体が立てている音は、幾つかの目的があり、存在証明でもあって、存在を証明することは何らかの形で世界と「繋がる」ことでもあるのでしょうね。