短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

RE 街角のポストはそこに立っているたとえぱ僕がいなくなっても

街角のポストはそこに立っているたとえぱ僕がいなくなっても #短歌 — 朝倉冴希@短歌 (@dassan34) October 31, 2019 この作品好きです。 主体の僕の感情が、フラットでも、高揚してても、沈んでいても成立しません? 読み手への解釈の幅を持たせてくれている点…

RE 初期のミスチルばっか聴かないで 空にギターを引っかけて行く

tanka.sblo.jp 大きな夢を空に向け解き放つ。それは多くの人が出来ることではありません。ギターというのはある人にとっては実現すべき夢のシンボルで、またある人にとっては未練のそれになるのでしょう。 この一文が心に残ります。 自分の場合は80年代・90…

RE かけてある長袖を着て、また外へ 助走から跳ぶ三歩で君へ(( ゚Д゚)

tanka.sblo.jp 今日の短歌はですね、練り練りするうちにありきたりな恋歌から段々【陸上競技】三段跳の短歌に変わって行ったという、愉快な経緯がありまして。そう、気づいたらあんまり相手のこと想ってない感じなんですよね(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤッ アジカンの『…

RE その子へは眩い路の距離を経て 心震わす何かはそこに

tanka.sblo.jp 「あの頃」か「人の成長過程の一時期」にある、まっさらな新雪みたいな季節。不思議なことだらけで、目線も低くて、新しい挑戦は冒険ばかりだった。 そのことを直接「まばゆい」と表現してもいいかもしれないけれど、この作品では「眩い道の距…

RE レイサムとセリアが抜けたロイヤルを レヴィオンギミック搭載で殺る(#゚Д゚)ゴルァ!!

tanka.sblo.jp 短歌・詩歌は暗号というか、言語・意味の圧縮も出来るのだなあと思わされました。 ぼんさんがシャドバをしていない方や、私みたいにアカウントは持ってるけど弱い人・さぼってる人向けに、テキストを書いてくれています。 短歌やらないけどシ…

RE いいですか「上書き保存」いいですね「上書き保存」きみのことだよ

いいですか「上書き保存」いいですね「上書き保存」きみのことだよ #tanka #jtanka #短歌 — 黒木うめ(bot) (@kurokiume_bot) October 26, 2019 これ、好きです。 相手に受け入れて貰えるか自信が持てないと、だから相手との関係性が分からないと重くなりす…

RE ペヤングを三皿に分け食べてきた お店の棚でやや立ち止まり

tanka.sblo.jp ペヤング美味いですねえ。「中毒性の塊」とか「DNAに刻まれてる」と言いたい旨さです。お湯を捨てる時の、お台所のシンクの「ベッコン」て音もセットで醍醐味といいますか。昭和50年3月発売だそうです。 チキンラーメンが昭和33年8月25日です…

RE こころから好きだったはずの恋人が徐々に風化しゆく日曜日

風鈴の音とあなたが好きだったの。一緒に死にたいくらいの夏が。 #短歌 #tanka — 笛芽 (@pheme_tanka) October 22, 2019 春日向好きだったはずの君がいて、億劫だしもう潮時かしら #短歌 #tanka — 笛芽 (@pheme_tanka) October 22, 2019 手に入らない人なら …

RE 枯れるほど水を与える僕はたぶんあなたに枯れてほしいのだろう

枯れるほど水を与える僕はたぶんあなたに枯れてほしいのだろう『 与 』 山口綴り #うたの日 #tanka https://t.co/AhFkM2UAM2 ハートと音符をありがとうございます。そして岡桃代さん、評をありがとうございます! — 山口綴り (@Tsuzuri_YMGC) October 24, 20…

RE 隠すのがとても上手な彼女らのヒエラルキーはアテにならない

隠すのがとても上手な彼女らのヒエラルキーはアテにならない #短歌 — 朝倉冴希@短歌 (@dassan34) October 24, 2019 そうなのですね! って、気持ちが楽になる作品です。 私にとって。 前後も経緯もわからないけど、「大きな異文化(女性文化)」の中の、無数…

RE わがままを言える女は可愛いと決めた男は絶対ドM

わがままを言える女は可愛いと決めた男は絶対ドM (栞) #tanka #jtanka — 栞の歌まとめbot (@xshiorix_bot) October 24, 2019 なるほど。 好みのタイプとか属性として「わがままを言える」って決めてあるなら、そうかもしれない。でも、わがままと、ごく当…

RE 玄関を一歩出たならふと見える 道に降る葉が着地するまで

tanka.sblo.jp あんなに暑かったのに、すっかり秋だね。 秋どころか冬の気配もするよね。 そんな会話のきっかけとして消費して通り過ぎてしまうかもしれない、落ち葉。 ぼんさんの豊かさは、足を止めて着地するまでを見届けていることかなと思いました。 僕…

RE 記念日をひとりで過ごすこともあり 家事の合い間をラジオは流れ

tanka.sblo.jp ぼんさんワールドですね。 ラジオは家事のBGMのはずだけど、ぼんさんの作品で接すると、まるで「ラジオ(の番組や音楽)」が、家事の合間を泳いでいくように感じられます。 私にとって幸福は非日常ではないから、今ココにあるものと地続きだと…

RE 「君がいるだけで幸せ」「そうやって君の幸せに巻き込まないで」

「君がいるだけで幸せ」「そうやって君の幸せに巻き込まないで」 — 清水ここに (@shimizu_kokoni) October 17, 2019 凄い! 大切な人との人間関係で、愛している・大切にしている「つもり」ですれ違う状態ってこんな感じありません? 「私を消費しないで」って…

RE 視力が1.0あれば見えていた 夜空に過去の天体がある

tanka.sblo.jp BUMP OF CHICKEN『天体観測』 BoAのメリクリもそうですが、BUMPの天体観測も自分の声帯の限界というか狭さをつきつけられる作品です。懐かしいし古びない作品だなあ。 夜空からこの歌を連想しました。 さて。 裸眼だと0.1とかなんですけど、17…

RE 傘を差し台風の中一歩ずつ 見事に散って静かに閉じる

tanka.sblo.jp 台風の日、そんな冒険があったのですね。 3.11の後ほどではなかったですけど、台風に備えてスーパーから菓子パンとか日持ちしそうなものが消えましたよね。 「一歩ずつ」と「見事に散って」と「静かに閉じる」が好きで、言葉の組み合わせ方が…

RE 背が低くどう振舞うかどう見るか 決めかねている空までの距離

tanka.sblo.jp 「どう振る舞うか決めかねている」ことは日常茶飯事ですけど、「空までの距離」に対してその視点はなかったですし、空「が」決めかねているように見えることも含めて、私には非日常です。 着想にしびれます。

RE ある程度赤味が取れたかさぶたの 内側にいる私と話す

tanka.sblo.jp 興味深いです。 かさぶたの内側、まだ弱い薄い皮膚と話すのではない。 何かの内側にいる「私」と対話するのだとしたら、「私」が覆われるほどの大きな・影響力のある「かさぶた」もイメージされますよね。 どういう状況なのかイメージする余地…

RE 適当にやっといて俺、マジやって ダメだよそれじゃ あああああああ

tanka.sblo.jp 短歌・詩歌はアートだから、振り幅も魅力だと思います。 謎の追い詰められた感じから、開き直って、でも案じてはいる感じというか。 しかも自己との対話が理不尽で、任せてダメ出しして悲鳴もつけて31文字って。 なんだろう、無理しすぎずに頑…

RE あの方は‥ミク?初音ミク?もしかして!? 遠巻きに見て近づきはしない

tanka.sblo.jp 英語版の詩、なるほど。 作法というかマナーというか、「お!」って思っても、無関心を発動する場面ってありますよね。世代差・性差もあるかもしれない。 レイヤーさんは、なんてうか文化として根付きましたね。私が若者の頃に、同世代か少し上…