短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

RE 涼し気な背景にいて中央へ それはゆっくり移動していく

tanka.sblo.jp 生みの苦しみってあるのだろうな。 さて、そんなぼんさんですけど、なるほど、怖い短歌なのですね。 「それはゆっくり移動していく」って、たしかに怖いですよね。 ただ、猫なら、なんか新しい遊びでも考えたのかなーって、一気に怖くなくなる…

RE 体温が伝わる距離に君はいて 気づかないふりして今だけは

tanka.sblo.jp 甘酸っぱい。分かる。 僕はZARD好きで、坂井泉水なら「永遠に」とか「この瞬間」みたいに表現するかなあと思いました。 これ気づく側は、「気づいてたよ」って伝えるタイミングも大事ですよね。お墓まで持ってったほうがいい案件もあれば、こ…

RE 迷ってる場合じゃないぜ正義だぜ 行け行け行け行け殺したれ(# ゚ Д゚ )

tanka.sblo.jp ひゃっはー! って、状態でしょうか。 音や文字として眺めても楽しいです。 言葉通りに受け取ると物騒ではあるのですけど、例えば仕事や勉強など、自分のすべきこと・専門領域で、いい感じに集中できている時、自分のアクセルを踏み込みません…

RE つまづいて前後の道をいくつもの いらない物を拾いなおして

tanka.sblo.jp すごくすごく美しいと感じました。私にとっての傑作。 転んだのではなく、つまづいた段階で、周囲にいくつも落としたわけですよね。視界の邪魔になるような紙袋を一抱え持ってるくらいのイメージでしょうか。 生きるのに必要なものはたくさん…

RE 天使しか知らない国があるらしい僕はあなたの羽を折りたい

天使しか知らない国があるらしい僕はあなたの羽を折りたい — 清水ここに (@shimizu_kokoni) September 18, 2019 執着というか、すごくすごく好きだったり、こっちを向いて欲しい気持ちなんだろうなと受け取りました。「ねえねえ」とか「好き」を使わずに表現…

RE 諦めたとは言わないがゆるやかに手放しつつある夢のいくつか

諦めたとは言わないがゆるやかに手放しつつある夢のいくつか#tanka #jtanka — 根本博基の短歌 (@c6iOEExLqVzWBYc) September 22, 2019 まだ手の中に胸の内に温度はあるけれど、「たぶん違うんだろうな」ってうすうす分かっている。分かっているから、そっと…

RE どろどろに溶けたい消えたい君無しで生きれなくした責任とって

どろどろに溶けたい消えたい君無しで生きれなくした責任とって (栞) #tanka #jtanka — 栞の歌まとめbot (@xshiorix_bot) September 22, 2019 満ち足りていることの表現は様々。「なじる」とか「恨みがましく」とかが文脈としてハマると強烈に色っぽい時、…

RE シャツの背へ夏汗は伸び首もとの その痕跡に光がはねる

tanka.sblo.jp 今日の短歌は内容が少ないというか、「首の汗がその辺 光ったんだよね」ってだけの内容なんですけどね(-_―; )まぁ、たまにこんなこともあります_(:3 」∠)_ いいと思います。 内容少なくないと思う。 自分にとって爽やかに感じられる他人の汗…

RE 海馬よりすべての君を切断しアイスキューブに閉じこめている

海馬よりすべての君を切断しアイスキューブに閉じこめている #短歌 — だっさん/朝倉冴希@短歌 (@dassan34) September 20, 2019 「あ、そうか」って声が出ました。 私は、『「君の海馬」から「君」を切断してアイスキューブに閉じ込めている』 ことをイメー…

RE 少しだけ気温は下がり鈴虫と 呼ぶ虫が鳴く夜の小道を

tanka.sblo.jp 夕涼みは夏の事柄だから、夏の終わりに鈴虫の歌を楽しみつつ、「夕涼み納め」をしているともいえるかもしれませんね。 ジブリみがあるというか、『千と千尋の神隠し』にこんなシーンがあっても、違和感ないかもしれないなあと思わされました。…

RE つらくても私は向かう明日はその 水平線は近づいている

tanka.sblo.jp ありゃ。 今日の短歌のタイトルは、元々は「水平線の短歌 つらくても短歌」だったんですが。短歌を詠むのがつらすぎてこんな短歌になった‥って感じがしたのでそこは一応自重することに致しました‥(; ・`д・´) 一歩一歩、足を動かすのが前に進む…

RE 亜熱帯の空間を去りやわらかな 球体をもち空に転がす

tanka.sblo.jp なるほど。 考えてみたら、夏と冬って、光は夏が鋭いけれど、温度に関しては冬の「刺す」ような冷たさと対称にはなっていませんよね。亜熱帯な空間は、もっと丸みがあって、じっとりしてる。 体温と同じくらい暑い空気に包まれて、冬より自分…

RE 向日葵が枯れてうつむく静けさの 夏の終わりを歩み進めて

tanka.sblo.jp 背の高いひまわりが、夏の青と張り合うように、どこまでも黄色く輝いてる有志、そういえばこの夏見てないなあ。忙しすぎたり、お天気に気を取られてたかもしれません。 夏にお祭り騒ぎするわけじゃないのに、夏の終わりって「静けさ」があるん…

RE 見せはしない年が離れたあなたには 見えない宙に在る水蒸気

tanka.sblo.jp 「鈍感なのかな、気づかない振りなのかな?」って状況を連想しました。色んな解釈が出来ると思う。 「見えない宙」を私達は幾つも抱えて生きているのだから、そこにたしかに在る水蒸気の総量って凄いことになりそうですね。水から、天気の子、…

RE 壁にあるやや傾いたカレンダーを 整えて 見る今日の前後を

tanka.sblo.jp いいですねー。 これ、枯れた感じがして凄く好きです。 用があってカレンダーを見る時は、フォーカスあてたり、スキャンしたり、サーチする感じで、まったりとかゆったりとか、味わうこと、ただ見ることが出来ない気がします。 すごく傾いたの…

RE 寝る前に米を一回炊くだけの 気力がぼくに、あればの話..(; ・`д・´)

tanka.sblo.jp 自炊。冬茹(どんこ)をもどして、しいたけご飯作るのが好きでした。炊き込みご飯って燃えませんか? 鳥のささみとしめじの炊き込みご飯とか、冷めておにぎりにすると海苔まで美味しいです。 自分の原風景の料理・献立ってありますね。パスタの…