RE あの人の唇に引く紅色が僕だけのはずの春を彩る
あの人の唇に引く紅色が僕だけのはずの春を彩る
— 清水ここに (@shimizu_kokoni) 2018年11月7日
ピュアな少年の視点を思いました。
憧れかもしれない。
独占欲かもしれない。
あるいは「僕だけのはずの春」が、「春をどう感じるかは僕のものなのに、調子狂っちゃうな」ってことかもしれない。
逆に、「あの人」の視点を思えば、関係性ができてるなら「あ、気がついたかな」とか、「この色好きなのかな」と彼を観察するかもしれないですよね。あるいは、主体の心の動きを知らない距離であるなら「?」とか「今、視線感じた」くらいから、もうちょい意地悪な「む、今日の色は、私に似合ってるかも」って「あの人」もいるかもしれない。
「あの人」と「主体」がいて、紅色があって、主体の心が揺れている(影響を受けている・作用している)。
シンプルな要素を、手渡してもらって、そこから自分の中で鑑賞・復元していくと、様々なシーンをイメージできますから、豊かな作品だと感じました。