RE 辛いならわたしを好きになればいい沈丁花の実は食べられないよ
辛いならわたしを好きになればいい沈丁花の実は食べられないよ
— 清水ここに (@shimizu_kokoni) 2018年7月17日
これはっ。
日常に忙殺され、自分のアカウント開けない日が続き、短歌と向き合う余裕もぜんぜんなくて、せめて友達の短歌とか、ふじ子さんからのメールとか、反映させたいとアカウントあけたらこの短歌が飛び込んできました。
アンパンマン的な意味で、「僕の顔をー」ってされたら、まったく違う内容になってしまいますね。「沈丁花の実は食べられない」から「辛い」誰かをきっと主体は好きなのかなと受け止めました。
てことは、「私はそうじゃないよ」ってことですよね。
ここ興味深いのは「食べる」が何を意味するかです。単に性的なことだけでしょうか。僕はそう思わない。例えば、「沈丁花の実」(が意味する好きな人の好きな人)とは意思疎通が出来ないけど、私は違うよって意味もあるかなと思うのです。
あるいは「共有」でもいい。私なら何かをあなたと分かち合えるから辛くさせないよ。
そういう読み方もできるかなと思いました。
読み手をドキッとさせつつ、様々な読みをさせてくれる奥行きの深い作品ですね。
惹かれます。
返歌
辛いならわたしを好きになればいいたぶんあなたは強くなるから
辛いなら言ってくれたらいいのにな甘口だって用意したのに
悪いこと言わないから僕にしな 言えてもきっと楽になれない