RE 生物は等しくすべて卑しくて愛おしいからほら、泣かないで
生物は等しくすべて卑しくて愛おしいからほら、泣かないで
— 清水ここに (@shimizu_kokoni) 2019年1月11日
いろんな「泣かないで」がありますよね。
主体が慰めている誰か・何か(それは主体自身かもしれない)は、醜いとか卑しいという事柄に傷ついたりショック受けたりしているのでしょう。たぶん。
「違うよ(君は卑しくないよ)」という慰め方もありますけど、「その卑しさ(あるいはその痛み)」は、誰もが抱えるものだよって形で、だから「愛おしいよ」という視点、優しいですね。何より、リアルだと思う。
とても激しい作品・楽曲のバンドがあるとして、自分の代わりに泣いたり叫んだり、気持ちを代弁してくれるように感じることがあります。この作品からそんなこと連想しました。
共通するのは、建前や綺麗事も大切だけど、それでは「届かない」ことを知っていることのように思うのです。