RE 円状に葉を差していくそれはまだ ムカシヨモギの花が咲く前
調べたのですね。
とりあえず「ムカシヨモギ」でぐぐりました。ふむ。
「葉を差していく」という表現が、幾何学的というか、あるいは螺旋階段を組み立てるようなイメージがあって、とても好きです。
身近な日常で出会った雑草。そこから、君はまだ咲く前なんだねという視点を持って、作品にするのが、ぼんさんワールドだと思いました。
昆虫に対して気持ち悪いといった先入観を持たない点を繰り返し言及したと記憶しています。こうしてぼんさんの作品に触れると、植物に対してもフラットというか対等というか、「同じ命」として向き合っている視点かなと思えるのです。
そんな感性を尊敬しています。
返歌
円環を目指す私は順々に葉を伸ばしたの 見ててくれたの?
円状に葉を差していくそれはまだ 誰に咲こうか決めかねている
雑草と打ち捨てられたあなたから 生まれたものは数え切れない