短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

2018-05-19から1日間の記事一覧

RE たい焼きの皮を被った現実に睨まれたので尻尾からいく

43 ゆっくりでいいよなんならこの本を読み終わるまで来なくていいよ#tanka — 曰 (@wakuwakuiwaku) 2018年5月18日 46 たい焼きの皮を被った現実に睨まれたので尻尾からいく#tanka — 曰 (@wakuwakuiwaku) 2018年5月19日 学校にお泊りをしたかばんから溢れ出て…

RE 今日わたし誕生日って言えなくて鍋パーティーもそろそろ終わる

今日わたし誕生日って言えなくて鍋パーティーもそろそろ終わる#tanka #短歌 — lulu (@uta_lulu) 2018年4月23日 私の友人づきあいの範囲での話ですが、例えば「夏生まれ」とか「冬生まれ」くらいしか認識していません。もちろん、誕生日だと聞けば「おめでと…

RE 歩行者のまばらな何もない道の 少しやつれた横顔を見る

tanka.sblo.jp I stare at the faceOf a tired streetThat quietly feelsOur shuffling feet. 英語のポエムを引用しておきます。あんまり引用すると、本家blogをご覧になる楽しみが減ってしまうかなと、自重しているのですが、短歌とセットでご覧頂くと、よ…

RE 強情な眉の間の結び目は 椅子の前後に徐々にほどける

tanka.sblo.jp こんにちは。今日の短歌は、不機嫌なときに眉間に寄るしわについての短歌です。「結び目」というアイデアは、実は英語では不機嫌なとき眉間に結び目='knot'ができると言うところから来ました。 ぼんさんは、日本語からだけでなく、英語からも…

RE 完璧な日の収束を計画し 入浴剤の溶けるのを待つ

tanka.sblo.jp I plan the perfect endTo this long day,Watching the bath saltMelt away. ぼんさんは、一つのアイデアに対して、「英訳」ではなく、日本語は日本語で短歌に、英語は英語でポエムに、という書き方をされています。僕はこの英詩が好きで、Tシ…

RE 並び立つ建造物の続く地へ 赤紫を流し込む夕

tanka.sblo.jp 「流し込む夕」と表現すると、通りがあって、建物も人も夕日に染められていく、とはせず、まるで夕日が「赤紫の液体」になったかのように感じられて、新鮮です。 夕日も、「いや、光線だし、ここでは夕日かもしれないけど、24時間365日働いて…

RE 一本の道を隔てて内を向く 商業ビルを結ぶ人々

tanka.sblo.jp 街の上にレイヤーを一枚重ねて、人の動線を見ると、カラフルな編み物ができそうだなと感じました。確かに、出入り口が通りに面していないと困りますよね。 出口の無いビル、怖い。 何か買わないと出してくれない商業施設も、食虫植物みたいで…

RE 一番に雨に気付いたカエルですたぶん一番さみしい蛙

長電話しつつ描いていた薔薇がいつしかブラックホールに変わる一番に雨に気付いたカエルですたぶん一番さみしい蛙いないいないばあする前に笑ってる心が先に届いてしまう#名刺代わりの自選3首うたの日で作ってます。どうぞよろしくおねがいします。 — あおき…

RE 葉の上に薄茶の屑が揺れている それはアヤメの咲いた道脇

tanka.sblo.jp なるほど。自然な変化だと私は感じるので、「今年もお疲れ様、また来年も楽しみにしてます」くらいで、あまり気にならないんです。でも、ぼんさんの作品を通して、彼の感性で、咲き終えたアヤメに接すると、こういう感じ方もあるよなとリアル…

RE 素晴らしい公演があり帰ろうと 手にする傘の取っ手が違う

さて、ぼんさん短歌です。 彼は私を友人と呼んてくれますが「弟子でもいいんだよ」って伝えているんです。 僕は、短歌というより、言葉が好きな人間です。書くことが好きです。聴くことも話すことも好きです。言葉を磨きたいと考え、詩歌に接しました。 (磨…

RE 夢で会うなら監督はわたしだし別れのシーンはカットしておく

2014年9月22日に買ったよと、Amazonが教えてくれました。Kindleでも短歌が読めるんだ! と、買った記憶があります。 やさしいぴあの(百首選) 新鋭短歌シリーズ 作者: 嶋田さくらこ 出版社/メーカー: 書肆侃侃房 発売日: 2014/02/14 メディア: Kindle版 この…