RE 仲直りしようと言えずハチミツを多めに入れたクッキーを焼く / かわいくてやさしい私は愛されて 彼は私を見て見ていない
仲直りしようと言えずハチミツを多めに入れたクッキーを焼く#短歌 #恋愛短歌同好会
— 浅葱あおい (@asagi_aoi_) November 8, 2019
共感します。
クッキー焼くという行動・選択肢があるだけ羨ましいかもしれない。
喧嘩するのは簡単なんですけど、仲直りできる関係性より強い喧嘩をしちゃうと、修復するの大変ですよね。鍵のかかった箱を開けたいのに、鍵は箱の中にある! みたいな感じ。かといって、喧嘩しないで過ごせば、仲直りできる関係性に育つわけでもなくて。
正解なくて「どうしろと?」って問題が、太古から今日まで繰り返されてきたわけですし、「言えなさ」を察する力とか、色々大事なんですけど、そこを「ハチミツ多めのクッキー」で切り取ったのが、オシャレだと思います。
……ハチミツ多めのクッキーと気づけ無い舌の持ち主で、仲直りのサインと察することが出来ない相手だと、主体の頑張りが空振りになってしまうから、届くといいなあと応援したくなる、作品です。
かわいくてやさしい私は愛されて 彼は私を見て見ていない#短歌
— 浅葱あおい (@asagi_aoi_) November 8, 2019
こちらは、「温度」がスッと下がる作品かもしれないですね。
「この人は私に何かを投影してる」のかもしれない。
「いや、そこは事実だけど、見て欲しい・受け入れて欲しいのはそこじゃない(優先順位の不一致)」かもしれない。
なんだろう。
「コミュニケーション大事にしようって言ったよね」
「話し合って来たじゃないか」
とか、色んなすれ違いってあると思うのですけど、ズレが生じます。お互いに分かる言葉を探せる二人なら、だいたい乗り越えられるのですけど、気力体力に限界あるから、ズレに気づく感受性の高い側が先に消耗しちゃうんですよね……。
距離感・関係性が近いから生じる悩みではあると思うのです。
どうでもいい人なら、なんのこともなく流せるけど、大事な人だからこそ「ズレ」を見過ごせないことってありませんか?