短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 庭先の蜜をたずねる蜂はふと 木に同化する私に「君も?」

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蜂に刺されたことありますか? 僕は無いです。

幼い頃、近所の子が遊びに来ていて、その子の靴の中に、たしか蜜蜂ではなく熊ん蜂だったと思うのですが(刺しても蜂は生きてたはずなので)、潜んでいて刺されて大騒ぎになったことは覚えています。幸い、大事に至りませんでした。

それにしても、なぜ、幼児の靴に隠れるのですか……。

こんにちは。今日はミツバチの短歌です。虫の短歌を詠むことは何度かありましたが、蜂の短歌は初めてです。先日、庭のそばにある椅子に座っていたら、大きな蜂が花の蜜を吸いに来ました。臆病な私はそ~っとゆっくり退散しましたが、蜂の方はどちらかと言うと私の存在に全く警戒しておらず、はっきり立場の優劣を見せつけられた気がしました(笑)

だから、ぼんさんが退散してくれて本当に良かったです。そして「立場の優劣」って表現されるのが面白いなあ。

 

「この蜜なかなかいけるよ、どう?」って、蜂が声をかけてくれる感じが楽しいです。前も書きましたが、ぼんさんの世界って、昆虫を気持ち悪いとか怖いものと扱わず、今回も、対等な関係というか、フラットなんですよね。主体と蜂の間に上下関係が無い。

そんなぼんさんの感性が、伝わってきて、とても楽しく拝見しました。

 

返歌

庭先の蜜を運ぶの楽しいわ 怯えてないで踊りましょうよ

 

「こんにちはお庭の蜜をくださいな、花粉のお団子、お口にあって?」

 

庭先の蜜をたずねて迷ったの 木の陰の方 教えて下さる?