短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 日の泳ぐ部屋のソファーに沈むとき ひとつは僕の手の中にある

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主体の手の中にあるのは、「泳ぐ日」の一つなのでしょうか。表現としては、そうなりますよね。

でも、居心地のよい空間で寛いでいて、手の中に何かがあるとしたら、もしかしたら夢かもしれないし、楽しい計画かもしれない、あるいは過ぎた時を思うかもしれませんよね。

猫がのっしりと乗ってるかもしれない、犬が暇だよと顎を乗せているかもしれない。小さな子が何か出来たよ見てと言ってるかもしれない、あるいは大切な人が……。

ぼんさんの描いた情景は、そんな想像の余地があって心地よく感じられました。

手の中にひとつあるとしたら、あなたは何にしますか?

 

 

返歌
陽が泳ぐカウチポテトを決める君そのソファはさ呪われてるの?

 

揺らぐ日がざざんざざんと満ちる部屋波の雫がやけに眩しい

 

日が沈み町の灯りに染まる部屋プラネタリウム独り占めです