短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 考えることは山ほどあるけれどパンツを履いてからにしてよね

パソコン教室なのか、「パソコン分かんないんだけど」と個人的に頼まれて教えたのか分からないですが、僕も質問されることはあるから、これは共感しかないです。

僕は、パソコンって「道具」だと認識しています。ネットの使い方とか含めて、ハサミと同じ。とくに男性に多いのですが、ものすごいキャリアの持ち主だけど、IT化された頃にはもう職位が高かったから部下がやってくれて、出来なくても仕事に困らなかった方もいます。めちゃくちゃプライド高いです。だから、教わらないとできない・分からないことが、ご自身で許せない方もいます。所詮道具で、様々な経験をつんできた人間の方がずっと大事なんだって伝えると、リラックスして頂けるようです。

もちろん、ちょっとしたことを教えることで、私が逆に知らないことを教えて頂くこともあります。「ドイツのカナリヤの良さ」を話せた老爺は、きっと劣等感を抱くことなく、必要な知識を身につけられたのではないでしょうか。

 

腐海の森って、毒素を浄化している設定でしたよね。体内にあれがあるなら、それは周囲がいたわって、優しくなるだろうと思いました。そっちの意味ではなくて、刺激すると王蟲とか目を赤くして出てくる方の意味で、周囲が萎縮して優しいという解釈だと、それはそれでユーモアがあって楽しいです。

私、怒ると怖いんですとか、私、体内に巨神兵がいます、ではなく「腐海の森」という表現が、好きです。

腐海の森はどんな気持なんでしょうね。生き物が生きていけないほどの毒素をもくもくと吸収し、綺麗にしていく。植物の気持ちを想像することは難しいですけれど、とても孤高で、寂しい気もするのです。

 

たしかに。これ、女性にも言いたいんですけど、お願いだからバスタオル巻いて……。

お風呂上がりは暑いし、汗が引くまで好きにしたらいいですけど、一人暮らしならいいんですけど……。

これ、どういう設定で、相手との関係性は恋人なのか伴侶なのか家族なのか、あるいは変質者なのか(変質者なら、逃げないといけないから、それは違いますよね)、どういう状況なのかをイメージするのも楽しいです。

山ほどある考えることは、おそらく相手と「話す」事柄なのでしょう。話すのは構わないけど、とりあえず「しまえ」って感じが、冷静で好きです。

 

返歌

パソコンを教わりに行く カナリヤの良さを話すぞついったあでな

 

体内に腐海の森があるのです誰も知らない聖域なんだ

 

君のこと知りたいですと言いました 求めてるのはそれじゃないです