RE どの星も球体だって気づいたら割れなくなってしまう鶏卵
どの星も球体だって気づいたら割れなくなってしまう鶏卵/桜田ねぎ
— 桜田ねぎ (@paleblue_tanka_) 2018年5月20日
外部の歌会に行ってきましたー!木下龍也さんっぽいと言われたわたしの歌。星から命への転換は着眼点が面白いと評をいただけて嬉しかった。子供らしい純粋さのある繊細な作者なのだろうとの指摘。お菓子おいしかったです。 pic.twitter.com/pWYVIy7bHp
卵を「鶏卵」とすることで、少しだけ距離が出来ますね。
ほんの少しだけど、いつもよりよそよそしい卵は、そのほんの少し離れた距離は、星の側へ近づいているのかなって感じました。
星が球体であることと、鶏卵を割れなくなることをリンクさせた視点、ユニークです。こんな視点、持ったことありませんでした。評に書かれている通りですね。
星は夜空の星だけでなく、恒星だけでなく惑星も含み、惑星として地球も含み、鶏卵を惑星に見立てて、「もしこの表面に、世界があるのなら」というイメージをしたとしたら、僕も鶏卵割りにくくなると思います。
作者さんは、この自由な飛躍、の中で、何を感じられたのでしょう。
それで、評の部分も拝読して、私はTwitterの文字でしか桜田さんを知らないから、「子どもらしい純粋さ」とは感じないのです。綺麗なイメージの作品だなって思うだけ。
付け加えるなら、優しいまなざしの作者さんなのだろうなと。
仮に壮年や年配の方がこう歌われても、私は同じ感想を抱くでしょう。
じつは、「優しいまなざし」は「子どもらしい純粋さ」と重なる部分がありますよね。大人になっても、童心を失わない方はいるから。とくに、表現者なら、なおのこと。
返歌
どの星も球体だって気付いてた? それでも割った? 人がいたのに?
鶏卵を空に放ってみたならば星が抱きしめ銀河に溶ける
くさっちゃう! どうしようかな 鶏卵が四角くなってアピールしてる