短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE また君の手の届かない所にも食器が並ぶ日々が始まる

 

 「また君の手の届かない所にも食器が並ぶ日々が始まる」

君が背の高い恋人と付き合うか、あるいはしばらく遠距離恋愛だった等何か事情があって同居してなかった。そんな君が「また」誰かと暮らすようになる歌かなと受け止めました。

スッと入って、サラッとしてて、どこか祝福の気配もあって、美しいです。

 

『採用の決め手となった一言は「六ヵ国語で謝罪できます」』

イデアの勝利ですよね。六カ国語が出来るだけでも凄いし、実際に言葉を使って職場で何が出来るかを謝罪という形で伝えていますし、何よりこの一言を人事の方がどう聞くか理解して発していますよね。三重に聡明だと思いました。

採用してみたら「六ヵ国語で旅しよう」的なガイドブックを開きつつ、「ごめんね」だけは言える人で、「六ヵ国語をネイティブのように習得したとは言ってません」と、しれっとしてたら、それはそれで心臓強い期待の新人ですね。

 

『彼女から「死ね」とLINEが来て焦りよくよく見たら「死ぬ」だ良かった』

良くないです良くないですと、モニターの前で笑ってしまいました。ブラックユーモアも感じますし、人の心理として、大切な人に「死ね」と言われて動転し、「あ、違うのか」とほっとすることはあるだろうと思います。その後で「ええ、死ぬって、どうした」と、また大変だとは思いますが。これ、言葉の意味通りで、わりと深刻な状況であったとしても、彼氏が誤解して驚いたりほっとしたり、おそらく心配しだしたりする様子を見せてあげたら、気持ちが楽にならないかなと思いました。

 

返歌

また君は手の届かない所まで台を使わずよじ登ってる

 

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