RE 放っとくとすぐに消灯してしまうあなたの前で手を振るよ 見て
最近の100首より。その2。#tanka pic.twitter.com/TTtbvTnK2Y
— 曰 (@wakuwakuiwaku) 2018年5月13日
友人の短歌に感想を書くのが楽しくて、そのうち下手な返歌も送るようになりました。ダメなところは目をつぶり、寛容に接してくれた友人のおかげで、こうしてblogを使った公開ファンレターを始めることが出来ました。
Twitterアカウントは2018年5月16日作ったばかりです。どんな方がいらっしゃるかなと見て回り、感想を書かせて頂きました。僕の短歌に対する少ない語彙では、洋楽のロックの強さと繊細さを曰 (@wakuwakuiwaku)さんの上記作品から感じました。
勇気を出して、あるいは厚かましく、ご挨拶させて頂きました。
こうして公開ファンレターを書かせて頂くことをお許し頂けたので、この文章を書いています。
まず最初の「入り口のマットに唾を吐く人をみんなが見てる見るだけ見てる」に強く惹かれました。一つは、お店などで見かける光景ですよね。そして、それを見てはいるけど傍観している、人の距離感みたいなものも、すごくリアルだと感じます。
こんな感じで、全ての作品に感想を書きたいのですが、A4用紙3枚くらいのファンレターが初対面の相手から届くのも重いですよね。
なので自重して、繊細で、でも甘すぎない、「放っとくとすぐに消灯してしまうあなたの前で手を振るよ 見て」という作品に集中します。おそらく恋人くらいの距離感だと思うのですが、まだ一緒に暮らしているわけではないのでしょう。部屋に送った帰りでしょうか、それとも遊びに行った帰りなのか、仕事帰りに立ち寄ったのか、様々な状況で受け止めることが出来ますね。
わりとサッパリしてるというかマイペースな「あなた」であるなら、手、振りたいですよねと思わず頷いてしまいました。こんな風に、大切な瞬間を切り取る力、いいなあ。
返歌
放っとくとすぐに眠ってしまう君最寄り駅まで肩使ってて
女子寮は怒られるから遠慮した断りきれず来たら寝てるし
好かれてる胸温かくなるけれど電気を消してじらしてみよう