RE 目の前を小さな虫は浮遊する 図書館までの道をほやほや
先日、ぼんさんに、彼のお気に入りのウォーキングコースを教えて頂きました。
僕は独り大好き人間なので、曲聴きながらひたすら歩きます。平均8kmは毎日歩いています。だから、友達と歩くのは新鮮だし、彼が気に入っているコースを紹介して頂けるのも楽しいひとときでした。
俯瞰すれば、主体の目の前を浮遊する小さな虫と、図書館へ行く僕の何が違うのでしょうか。もちろん、いろいろ違います。
でも、同じ生命です。
浮遊する小さな虫にも、何か理由や用事があるのでしょう。
それは僕らが仕事や学校、あるいはお買い物、そして図書館へ行くことと何が違うのでしょうか。
もちろん違います。
違うけど、ぼんさんの世界は「フラット」なんです。
「図書館までの道をほやほや」してる主体は、ほやほやしているから目の前の小さな虫の浮遊を優しいまなざしで眺める余裕があるのでしょう。でも、虫は虫、私は私は私ではなく、彼の作品を通すと、もしかしたら虫だって「ほやほや」して浮遊してるかもしれないと思わせてもらえます。
僕はそんな、ぼんさんワールドが好きです。