短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE ヘッドフォン無しで乗り込む電車にて 恋バナ 井戸端 自慢 吐き気

 祐さんの作品に登場する「吐き気」は、生理的な吐き気「だけ」ではないですよね、「私の頭の中に許可なく入ってきた、気持ち悪い諸々を、できるなら吐き出したい」という精神的なことではないかなあ。

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なぜって、作歌できるほど鋭敏な感受性をされた方にとって、ヘッドフォンは音楽を聴くのではなく、「痛すぎる日常」を遮断してくれる、優しいベールだからです。

 

結論としては「それな」です。僕もヘッドフォン忘れると、車内で窒息しそうになります。