RE 豆苗に押し上げられるこの空の 星をひとくち頂いてから
来ました、生活系短歌。ぼんさん、家事強いからなあ。
僕らは星に手が届かないことを、残念ながら大人になって知ってしまっていますよね。ぼんさんはもちろん常識人です。ただ、創作するにあたって、そうした常識を横に置いて自由に動ける方です。
「星の形にしてお料理を楽しむ」のではなく、豆苗が育つ生命力が愛おしかったのでしょう、そこから天まで伸びるイメージをなさっています。そして、星をひとくちいただく。たまに欠けてるのがあると思ったら、ぼんさんのしわざでしたか。
繰り返し繰り返し書いてきましたが、ぼんさん短歌の世界は、シームレスに、日常から非日常へ連れて行ってもらえる点が楽しいですね。
ちなみに、どの銀河のどの星にしたのでしょうね。
(ガチで答えられて、地球との位置関係とか説明されても、それはそれで困る)
返歌
豆苗に押し上げられる夢を見たお神楽出して練り歩くなよ
豆苗を食べて育ててまた食べる そろそろ僕も豆苗である
この空を支えてるのは若葉です 影を作って休ませる大樹