短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 私の眉間を炙るブランドの 先を滴る蜂の脳髄

tanka.sblo.jp

痛い。

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蜂に刺されたなら手当の方法もありますけど、イメージとしての内なる蜂なわけですよね。焼きごてというのでしょうか、真っ赤に熱せられてジュッてやるあれがせまってきてて、その向かう先ではイメージとしての蜂が脳髄にいる。

前門の虎、後門の狼というか、踏んだり蹴ったりというか。

「痛さ」は共有できないけど、それほど痛いということは、共感できるつもりです。

 

この痛み、蜂を連想するよ。

この痛み、焼きごてみたいだ。

 

どちらかなら分かるのですが、両方組み込んできたのが凄いなあ。

容赦ない情景を歌われるから、一言も「痛い」と言う必要がないんですよね。

イメージに語らせる力、見習いたいです。

 

返歌

蜂を呼ぶ蜜の香りを用意して痛み和らぐ香りの力

 

私の眉間を炙るブランドよ じらしてないでさっさとやれよ

 

こめかみに抜けない花が根を張った ズキンズキンと脈打っている