RE 土曜日に土星に行って死のうかな輪っかも用意してくれてるし
土曜日に土星に行って死のうかな輪っかも用意してくれてるし #短歌 #tanka
— 宇野なずき (@unonazuki) 2018年6月7日
ちょっとそこまで、ふらっと土星に行けないですよね。
でも、イメージはできるし、短歌でなら出来る。
土曜日に土星、しかも「輪っかも用意してくれてるし」という理由。
かなり投げやりですよね。こんな言い方なら、周囲も真剣に心配しませんよね。
「命の電話って知ってる?」とか言わずに済みます。
あまり重くせずに、誰が聴いてもジョークだと受け取って貰える形で表現されたのでしょう。でも、言葉だけのことでしょうか。その裏に、思いはないのでしょうか。
緊急性は無い。たぶん明日も生きている。でも、疲れなのか他の理由なのか、うんざりして、自分の命がどうでもよくなる日って、あっても不思議は無いです。
積極的に命を捨てたいわけではないけれど、喜んで生きてるわけでもない。
とてもさじ加減の微妙な、かすかな死にたさや、どうでもよさを、的確に言葉で捕まえられた作品だと感じました。
返歌
土曜日の土星はとても混んでます 行列だってわりと長いし
土曜日にうなぎはちょっと食べれない僕らこのまま絶滅するの?
金曜に金星行って美の女神謹製の品 全てパンダで