RE 担任と二人きりの面接タイム重い空気が私を〆る
担任と
— pagutaro@短歌垢 (@NX9TrBif9LOAHNZ) 2018年5月20日
二人きりの
面接タイム
重い空気が
私を〆る
三者面談と、担任と一対一の面接って、どちらが辛かったですか?
担任との関係性にもよりますよね。
この作品は、作者さんのリアルを切り取ったとともに、かつて高校生だった人達に、机の傷、椅子の感触、教室の雰囲気などを、ありありと呼び起こさせてくれる力があると僕は思いました。
「今日、面談。だるい」。そんな短い言葉で終わらせず、こう表現なさったこと、素晴らしいと思います。「重い空気」も、内容は様々ですよね。
「お前、進学どうするんだ? 厳しいぞ」という内容から、「いや、ご両親は説得するから、そこより上狙えよ。いけるって」とか、「英語出来るし、環境の順応も問題ない。お前は留学向いてる。給付型奨学金も調べてある。ご両親と話しなさい」みたいなこともあるかもしれない。
なんにせよ、将来にかかわることだし、教師が真剣になればなるほど生徒の側はしんどいですよね。
「〆る」に関しては「取り決めが決まる」の意味もありますが、「終わらせる(決めさせる)」とか、あるいは「ニワトリをしめる」みたいなことも連想できて、「追い詰める」と言うより、はるかに、しんどさが伝わる表現ですね。
好きです。
返歌
担任が二人だけだと言ったのになぜ両親も校長もいる
担任と二人でレジに並んでる「先生、もっと野菜食べなよ」
面談で馬鹿扱いをされまして頭きたから結果出したよ