RE 戸をくぐりひとくち分の冬を吸う やや間を置いて歩き出す朝
なるほど。「ひとくち分の冬を吸う」という表現が、僕の中には無いイメージなので、とても興味深く感じました。「うっわ、さっむ」と、水風呂に入るほどではありませんが、耳が取れそうなくらい寒いと縮こまるというか、身体をこわばらせる、身構えるみたいな感じで、僕は冬の空気と接しています。
そうか、あの感じはこんな風に作品に出来るのかと思わされました。
返歌
戸をくぐり冷え切っている我が部屋に暖房入れて救命措置を
悲しみを今日の分だけ摂取して鉛の足が可動する朝
「まるでこれお日様が来たみたいだね気に入りました僕ここにいる」