RE もし僕が尺取虫になったなら 一尺ずつの恋が歩める
ぼんさん短歌のファンとしては、どなたか存じませんけれど「ありがとう!」って気持ちになります。本家ブログで、この短歌の思い出を読ませて頂くと。
虫になるというとカフカの『変身』などが有名ですね。
恐ろしいこととして描かれることが多いアイデアのように思うのですが、この作品では、ほんわかした温かい視点で描かれています。
他の作品でも言及しましたが、ぼんさんは虫=気持ち悪いもの、という描き方をなさらないことも、ぼんさん短歌の魅力だと再確認しました。
返歌
もし僕が尺取り虫に変われてもすぐに捕まり雛のお腹へ
恋をして綺麗な羽を見せたくて繭にこもって時を待ってる
なあ猫よ虫にも命有るわけでやめてあげなよその猫パンチ