RE チルチルと樋をすべる雪の上 ヒナカマキリが回っている
童話から抜け出したような情景ですね。
雪の上で滑って転んで困っている感じよりは、珍しい雪、もしかしたら一生で一度きりかもしれない雪を楽しんでいるのかなあと思わされました。
昆虫の目を通した世の中って見え方が違うはずですよね。
まして、時間の感覚も異なります。
体のサイズも力も違います。雪も、私達にはパウダースノーに見えても、昆虫には、ザラザラごつごつした巨大な粒子かもしれません。
主体がイメージした・観察した何かを通して、そこに登場するヒナカマキリに「どんなふうに見えてる?」と話しかけたくなりました。
RE 敷きつめた木の葉をめくり現れる 虫がくわえた類義語辞典
うがい手洗い大切ですね。咳エチケットが苦手な方もいるので、マスクも欠かせません。手洗いも手首までとか爪の間も泡立てた洗剤で洗うですとか、仕上げに消毒液も使うと経口感染のリスクを減らせますね。
厳しい寒さが続きますから、それぞれの方のご健康が守られますように。
さて、作品。
ぼんさんワールドだと感じました。落ち葉が絨毯みたいに敷き詰めてあって、その中から、「寒いから開けたら閉めて」みたいに虫が出てきたとして、類義語辞典を私はイメージしないと思うから。
虫がくわえた類義語辞典は、きっと虫が読むことのできる文字で書かれているはずですよね。ということは、法則があるはずで、解読できれば、虫と意思疎通もできるかもしれない。遠くの銀河まで探査しなくても、知的生命体がご近所にいるお得感が楽しいです。
RE 好きだって思ったときに好きだって言わなきゃ君はあの人のまま
好きだって思ったときに好きだって言わなきゃ君はあの人のまま
— あーばんぶるーす (@bluesuqreme) 2019年1月14日
『 二十歳になって一首 』 街田青々 #うたの日 #tanka https://t.co/3Z6FfLxu6y
あの頃の思い出はありふれてるようで実はすごくピンポイントで思う所があった。たまにそんなことを思い出しながらこれからも生きていくのだろうな。
「君はあの人のまま」が、とても心に残りました。
当たって砕けるにしろ、交際するにしろ、「ゼロ」ではないんですよね。
経験値になるし、それは人生を温めてくれる記憶にもなっていきます。
「いつ」好きだと認識したのかとか
「いつ」伝えたいと思うようになったのかとか
「いつ」伝えても大丈夫そうな関係性になれたのかとか
(慎重になりすぎて、「こっちが言う」みたいなのも楽しいですね)
「いつ」あの人が「君」になってくれたのかとか
「ご縁」とか「タイミング」で片付けてしまいがちな事柄から、関係性の変化する要素をスパッと切り取られた点が、刺さりました。
RE 塩鍋を囲みいよいよ終盤戦 追加したのち...嵩がふえてる(; ・`д・´)
最近、北欧家具か何かのビジネスをされている方の著書を拝読したのですが、インテリアとはかくかくしかじかって一言でまとめてくれていて、そういう姿勢で手がけられるから居心地の良い空間が構築されるのだなあと学びました。ぼんさんは、居心地の良い空間作りのセンスが高い方です。うん、あのお部屋なら鍋パできますね。
暴飲暴食というと、自分なりの厳密なレコーディングダイエット始めて、女性の「ひとくちちょうだい」って文化はなんとなく気持ちが分かるようになりましたが、「なぜ、大人になってもお菓子を食べるのか(スイーツはともかく、ポテチとかスナック菓子類です)」はまだ分からないままです。友人に質問するのも、なんかしにくくて。
食物繊維は炭水化物に含まれるとか、脂質は摂取カロリーの何割までとか、そんなこと不惑を過ぎて今頃学んでいます。すなわち、暴飲暴食は得意です。さすがに10代の頃ほど食べませんけど、「荷物になるから、500mlのペットボトルの中身お腹に入れちゃおうかな」とか、今でもしれっとやってます。
さて、作品に戻りましょう。
楽しい鍋パでテンションも上がり、入れちゃえって感じになったのでしょうか。
鍋の〆は大切ですよね。でも嵩が増えるってことは、ご飯とかうどんとかではなくて、お野菜等の具材も追加されたのでしょうか。それとも、ご飯類がスープを吸ったのかな。残して、翌朝に、おじやにして食べても美味しいかもしれませんね。
ただ、暴飲暴食をキーワードにすると、おそらく主体と鍋を囲んだ方のお腹に美味しく頂かれたのだろうなあと思わされたのでした。
美味しいとか楽しいが一番ですし、大人だからこそ、たまには羽目外したいですよね。
RE 雲ひとつないあの空を雪はふる(´・ω・`) バスを逃した少しあと
雪、気づきませんでした。
僕らの街の寒さって、歩くなど動いていれば耐えらても、バス停でバスを待つとかだとこたえますよね。間が悪いというか、雪の側からすると、せっかく降ったんだから次のバスが来るまで見ててくれる人が出た! と、幸運なことかもしれないですが、主体はきっと寒かっただろうなあと。
雲ひとつ無い空から降ってくる雪って神秘的ですね。お天気雨の雪バージョンなのかもしれないけれど、なかなか起きない事柄のように思うのです。
RE 生物は等しくすべて卑しくて愛おしいからほら、泣かないで
生物は等しくすべて卑しくて愛おしいからほら、泣かないで
— 清水ここに (@shimizu_kokoni) 2019年1月11日
いろんな「泣かないで」がありますよね。
主体が慰めている誰か・何か(それは主体自身かもしれない)は、醜いとか卑しいという事柄に傷ついたりショック受けたりしているのでしょう。たぶん。
「違うよ(君は卑しくないよ)」という慰め方もありますけど、「その卑しさ(あるいはその痛み)」は、誰もが抱えるものだよって形で、だから「愛おしいよ」という視点、優しいですね。何より、リアルだと思う。
とても激しい作品・楽曲のバンドがあるとして、自分の代わりに泣いたり叫んだり、気持ちを代弁してくれるように感じることがあります。この作品からそんなこと連想しました。
共通するのは、建前や綺麗事も大切だけど、それでは「届かない」ことを知っていることのように思うのです。