短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 地へ迫る白いパラボラ何万の 単位 指には公園の芝

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tanka.sblo.jp

積乱雲をパラボラに例えるの、とてもいいですね。

雲は「のしかかる」ような重さ・近さは感じても、落ちてくるイメージは抱かないので、とても斬新だと感じました。

何万単位のパラボラを装備した何かが地へ迫っているのに、だからこそかもしれないですが、公園で見ていられるって不思議な時間ですね。

SF作品で、世界の終わりが描かれることがありますが、そんな瞬間を連想しました。

 

もちろん、逃げ惑う主体の指に公園の芝がついてる可能性もありますが、そうではなくて、達観しているか、何が起きたか見極めてやろうと観察している主体をイメージしたのでした。