短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 呼んでみる焼ける頬に手を当てて そこにはない毛の塊を

f:id:re-tanka-tanka:20190102165507j:plain

tanka.sblo.jp

ぼんさん、それはツンデレかもしれないし、照れ隠しかもしれないですね。

確かに歳を重ねると愛情表現しにくくなる面もあるけど、10代・20代の頃より自意識の檻と鎖から自由になったので、プラマイゼロな感じもありますよ。(個人の感想です)

 

「焼ける頬」は主体の頬のはずですけど、そこにはいない猫さんを強くイメージして、手のひらに猫さんの「頬」を焼けるくらい強く感じられた、という受け取りも出来なくはないかなあと思いました。

 

また、「そこにいる」から呼ぶわけですし、「いるはずなのにいない」から呼んで探すのですけど、「いないと分かってるけど、呼んでも届かないのも分かってるけど、でも呼ぶ」という心理も、たぶん僕らのご先祖が言葉を獲得したり、三十一文字のリズムが生まれる以前から、あった気持ちかもしれないなあと思うことでした。

RE 凩が木の葉をめくる十二月

f:id:re-tanka-tanka:20190102164812j:plain

tanka.sblo.jp

北海道の12月は経験したことがありません。

というか、旅行を別にすると神奈川と東京くらいしか冬を知らないかもしれない。

 

晩秋から初冬にかけて吹く風のことですから、秋の終わり・冬の訪れを感じて使っていました。でも、そもそも「まだ冬っぽくない」「まだ秋と感じる」と、四季を感じるものさし自体が異なるという点が興味深かったです。

 

凩も有名ですけど、春から夏は一雨ごとに暑くなり、秋から冬も、冬から春も、「雨」が気温の階段みたいに感じられます。あ、夏から秋が抜けましたけど、最近の夏と秋って融合しすぎてるので、そろそろ「四季」じゃなくなりそうな気がしています。

 

あけましておめでとうございます

2019年。

新年明けましたおめでとうございます。

僕らはそれぞれ、目標も夢も状況も、そもそも幸福の定義も何もかも違いますけど、それぞれが望む方向に望むペースで進めたらいいですね。

 

 

なぜ米津玄師じゃないんだって話ですけど、よく聞いてくれました。

B'zの稲葉さんと同じで、米津さんの作品は、彼の「声」が飛び道具だと思うのです。

元旦からあいみょん歌って来ました。DAMの全国平均にまだ届きません。

なんなの、この国の女子はみんな歌上手いの><

 

身体化というか、「言葉」も体を通してみるのが早いと思うので、歌詞を理解するには、自分で歌ってみるのが手っ取り早いと考えています。1stアルバムも聴きましたが、私はこの作品が好きかなあ。

椎名林檎とも西野カナとも松任谷由実中島みゆきとも被らない方向で戦うのかな?

って感じました。

 

で、アイドルに興味ないんですけど(興味なかったはずなんですけど)、そもそも強がり言えば「若さ」は「経験」と交換可能なチケットくらいに考えてますし。でも、Twiceはハマりました。踊らないけど踊れる曲が好きなので、リズムが心地よいんです。

 

 ↑

だって、身体能力どうかしてるダンサーの方がいるんですよ……。振り付けも、日本で見たことない気がするんですけど。

 

 ↑

最近だと、Yes or Yes を聴きすぎたので、これ聞いてトレーニングしてます。

ええ、トレーニングです。

50代前半くらいまでは、今の能力維持したいですから、プロテイン飲んで脳筋になってます。

 

そんな感じで、本年もよろしくお願いいたします。

 

 

f:id:re-tanka-tanka:20190101212844j:plain

 

 PS

パチンコ屋さんが「猪突猛進」って掲げていました。

しょ、商売上手です。

RE 打ちつける冬の日に道は反り返り 窓辺のやつもそうしてるはず

tanka.sblo.jp

f:id:re-tanka-tanka:20181230053429j:plain

 

「道は反り返り」って表現が好きです。

関東の冬は毎年楽しみで、寒いし空気も鋭く突き刺さるのですけど、日差しは眩しくて背中はほのほのする感じ。そんな陽気ですと、湿度少ないですから、遠くまで鮮明に見えます。そんな空気で、がんがんに照らされた道って、例えば少しだけ勾配があって登る感じだと、「反り返ってる」と呼びたくなるときがあります。

 

ぼんさんが、どんな道をご覧になられたかわからないけど、私はそんな道をイメージしました。

 

かつ、「窓辺のやつ」とぼんさんが呼ぶなら、猫ですよね。

彼らはストレッチの天才ですから、してるでしょうね。

ただ、お借りしたお写真のように、「ざんねん、干されてました」みたいな状態の子もいるかもしれませんね。

 

寒い日が続きます。

仕事納めでお休みのはずが、大掃除で休みにならない方もいらっしゃるのでは。

「片付けても、家族が散らかすから一人暮らし羨ましい」って趣旨のことを、お仕事されてる女子に言われました。なるほど、一人暮らし長いので、その概念はなかった。

一人暮らしで散らかってたら、自分以外なら事件ですもん。

 

寒さが日に日に厳しくなります。皆様あたたかくしてお過ごしください。

RE こな雪を羽織るサクラの枝先に ひょこり芽を出す鴇色きのこ

tanka.sblo.jp

f:id:re-tanka-tanka:20181230052752j:plain

 

「鴇色(ときいろ)」って、恥ずかしながら読めなかったです。音は耳にしたことあるかも。うすもも色のことなのですね。お借りしたフリー素材のお写真は、「ひょっこり」の場所は違いますけど、撮影した方は(たぶん英語圏だと思うからそもそも『ひょっこり』という言葉ではないはずだけど、それでも)、似た着眼点で撮影されたかなあと感じました。

 

サクラの枝先に、「なんか殺風景だし、雪で寒いし、ちょっと色足しておきますね」みたいな感じで、いい仕事してくれる出来るきのこをイメージするの楽しいです。

 

さすがに見てないですけど、私の少し上の世代は「ひょっこり」で「ひょっこりひょうたん島」を連想するかもしれないですね。

 

www.nhk-character.com

 

 

RE クリスマス・イブの不幸を半分こヾ(・ω・`) 小さなアナ・ケンドリックと

f:id:re-tanka-tanka:20181223231748j:plain

 

tanka.sblo.jp

Xmasの過ごし方ですか?

ブックオフで『おひとりさま』関連の本を探しつつ、ザバスプロテイン取りながらトレーニングで体つくりですかねえ。ええ、筋肉は全てを解決するのです(真顔)

 

冗談はともかく、これ音声データにしないと更新間に合わなくてやってるのですけど、blogのPVと比較するとマジかってほど聞かれないので、うん、世界に向けて公開しても、町内会の回覧板にたぶん負ける感じですね。Xmasよりこっちで泣きたいよおじちゃんは。


 

石野卓球にしろ西野カナにしろ、踊れる曲が好きなんですけど(※踊りません)、TWICEはどうかしてます。そりゃ売れるよねと思うし、ダンサーの方とか鍛え方凄いし、ラッパーも二人いるし。これ去年の作品ですね。

「演出」はもちろんあると思うんだけど、男子文化で育っていますので、「なぜ女子はそんなにくっつくのか」とか、「なぜ女子はやたらプレゼント交換するのか」とか、不思議に思うことがあります。後者に関しては、「つきあいいろいろ大変」って、友達の女子がこぼしてました……。

RE 不幸とか誰が決めるの?愛されてでも朝ごはんは美味しくなくて

f:id:re-tanka-tanka:20181223230718j:plain

「答え」は清水さんが既にお持ちな気がするんです。

「これが正しい」にしろ、何かを評価するにしろ、「基準」を決められることってものすごく強いですよね。空気を読んで他人に預けることもできるし、学業や仕事等で従わざるを得ないことだってあるけれど、それでも。

 

とくに愛されなくても朝ごはん美味しいです、みたいな今の私になるまでは、やはり「なんか体調変」とか「食べたくない」とか「味がしない」みたいな経験をしました。自分の体の声に耳を傾けることってセンスだしサバイバル能力でもあると思いますが、出来なかった時期がありました。

 

清水さんの作品に戻ると、体は、あるいは身体反応を通して心はサインを出している、そのことをキャッチされている。でも、大切な人に愛されている。これ、すごく引き裂かれますよね。そんな、引き裂かれる状態・葛藤の中に置かれたと考えると、「不幸とか誰が決めるの?」という問いが、よりくっきりと立つと感じられます。