RE 水滴を花弁に残し道を行く誰かの植えたアヤメはぽつり
アヤメを植えた人はぼんさんを知らない
ぼんさんはアヤメを植えた人を知らない
当たり前のことですが、アヤメを通して都会の距離感を感じました。
例えば、あれは誰それさんちの何々さんがいつ頃こんな風に植えてくれた花だよと、ご近所が知っている距離感と、違いますよね。
孤独と、それを理解する誰かが、目を楽しませることができるかなとか、街が明るくなるかなと、植えてくれたことなど、イメージしました。
返歌
独り行く霧雨の中口々に良い雨だねと群れなすアヤメ
道端の小さな花壇もくもくと春を見据えて夢植える人