短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 朝の日は私の部屋の卓上に 熱と光の包みを開ける

tanka.sblo.jp

 

この作品から、私は新聞配達をイメージしました。

寝付けない夜更けに、新聞屋さんのバイクの音や、ご近所に配達されるコトンという音、あるいは「包み」からギフトを連想し、クリスマスやサンタさんが毎日来る感じ等、イメージが広がっていき、楽しい作品だと感じました。

 

返歌

おひさまの慈愛の気持ち強すぎてお気持ちだけと言いそびれ夏

 

また、この作品への直接の返歌では無いのですが、作ってみたくなって「短歌短歌」さんへの返歌として、以下を作りました。


手の中に収まるものは少なくて星の王子のあの花に似て

 

完璧な空のエアコン木々揺らし私を揺らし海も揺らすよ

 

永遠に一番近いあの初夏は子どもの足で踏破しました

 

よく笑うあなたの声に聞き惚れてねえ聞いてると苦笑されたね

 

エアコンに幽閉される建物は夏を見送ることすらできず