短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 放たれる君は知らない雲という 水蒸気には影があること(# ゚ Д゚ )

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雲と霧とか、空気に水分が含まれているから遠くが白くなることとか、そもそも「気圧」が全員にかかってることとか、物理の時間に習うことって不思議なこと多かったですね。

 

「どうりで肩がこると思った」って、君は肩こりと無縁でしょってキャラだから失笑買って盛り上がって、クラスが温まったのを見守った上で、理科の先生が「毎年、それ言う人いるよ。みんな等しくだからね?」って、塩対応してたなあ。

……。

 

しまった。塩対応してた面白い先生、いつのまにか年下になってた><

水蒸気に影があることよりも、自分が年取ったことの方がショックかもしれない。

だって、なんていうか、「最近の若い人は」って言わなくなったし、私から見て「君、若いし」って思う方が「最近の若い人はって思う→最近の若い人はって言ってる→」って感じの無限マトリョーシカみたいなことになってるし。

 

人柄やキャラ・個性に「影」は比喩としてある。

物理的なパーツ、それは脳でも頭蓋骨でも、影はある。

では、定義が難しい「私」の影ってどれなんでしょうね。レントゲンにもCTにも映らない部分も「私」なわけで。

 

作品に戻ると、「放たれる君」って、考えてみると不思議な状況ですよね。

「GO」ってドックランに放してもらったわんちゃんと、話が合いそうです。