短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

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 短歌を生み出す源だったり、この2行自体が詩だと感じました。

 

例えば恋歌なら「大丈夫」と安心させてくれるにしろ、はらはらで思いっきり振り回されるにしろ、それは「真ん中」へ届いていますよね。

「さよなら」の代替品かもしれないし、表現が違うだけで「さよなら」そのものかもしれない。

 

僕の人生観・価値観かもしれないのですけど、主語大きくするから、Iメッセージ的に前置きしますね。

人間は賢いようで、けっこう不自由な脳を抱えて生きています。複雑にできているから、肝心のボタンに自分では手が届かなくて「誰か」が必要とか。

 

「さよなら」を必要とした場所は、人によって、必要な弾丸(言葉)も困ってることも全部違います。「この何かを、止めて」が共通すると思う。「静かにしたい」かもしれない「愛されたい・必要とされたい」かもしれない、「少しだけ眠らせて」かもしれない。でも、言葉とイメージじゃないと、しかもそれは自分の言葉で必死に止血するけど、「誰か」の言葉だと特効薬みたいに、魔法みたいに機能することがあるって、言葉の力を知ってしまった・「他人」を知ってしまったことの豊かさと不幸を見つめたくなる、詩歌だと感じました。