短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 聞こえたり聞こえなかったりする部屋の 虫の鳴く声水道の音

tanka.sblo.jp

よく部屋に一人寝転がっていると、聞こえてくる音が段々限られてきますね。私の場合、部屋に居ると聞こえてくるのは虫の鳴き声と上下水道の音が多いですね。

言われてみれば!!

無音になって、その無音が心地よいときと、重苦しい時ってないですか。

というか、音が絞られていくことを話されているのに、一歩飛躍しちゃいました。

 

上の句でいいのかな、どんな状況なのか絵が浮かびます。

続いて、とんとんと名詞が二個並びます。それは、閉じていなくて、例えばこんな音がという受け止めをしました。つまり、3つ目でも、その先でも、「私はこんな音が」を言えるわけですよね。素敵です。

この作品は「閉じないで開いている」、それは解釈の余地とかのことかもしれないけど、短歌や詩歌の強みを活かした作品だと感じます。

 

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白髪というかシルバーの髪っていいよねとたまたま女子の友人と話してて、「あっ」て思って掲載してみました。

 

200と200から204は音声でお届けしますね。