短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 虫の音は止まない夏の道脇に 冷たい霧を漂わせる人

tanka.sblo.jp

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この作品は、ぼんさんのblogの記事もぜひぜひ読んで下さい。

理由はネタバレになるから言えない。

 

ぼんさんはリアルの友人です。彼の知性と感性と謙虚さを尊敬しています。

普通にアーティストだと思ってる。どんなにカッコイイ男か書き出すと、暑苦しいしうざいし、何より謙虚で知的なぼんさんに「あのな」って叱られてもいけないので、やめときます。

 

一つだけ書かせてもらうと、僕は彼の作品が好きで、彼にメール書いてました。

で、こつこつメール書くなら「公開ファンレターblogでもよくないか」ってことで、このblogの土台ができて、その後で、Twitterの短歌クラスタの方達にもファンレター出してみようかなって、今のスタイルにする時も、ぼんさんが相談に乗ってくれました。

私は彼を尊敬してるから、自分の集中力が落ちてきたら、作品の鑑賞をとめることにしています。

 

だから、今日は20数件たまってるけど(全レスしてます)、この作品だけ。

 

ぼんさんは一歩引いて、描写で思いを描くスタイルです。たぶん俳句に近いと思う。

この作品は、僕は女性をイメージするけど、どこにも「女性」とは書いてないんですよね。静けさとか落ち着きとか余裕のある毅然とした人、凛とした人、それは同性でもいいし、片思いしてる誰かでもいいですよね。

 

この作品の強さは、美しい瞬間の骨格とか骨組みを引っこ抜いて、それをポンと手渡してくれることのように思います。

つまり、鑑賞の余地があってイカスってことですよね。