RE 虫の音は止まない夏の道脇に 冷たい霧を漂わせる人
この作品は、ぼんさんのblogの記事もぜひぜひ読んで下さい。
理由はネタバレになるから言えない。
ぼんさんはリアルの友人です。彼の知性と感性と謙虚さを尊敬しています。
普通にアーティストだと思ってる。どんなにカッコイイ男か書き出すと、暑苦しいしうざいし、何より謙虚で知的なぼんさんに「あのな」って叱られてもいけないので、やめときます。
一つだけ書かせてもらうと、僕は彼の作品が好きで、彼にメール書いてました。
で、こつこつメール書くなら「公開ファンレターblogでもよくないか」ってことで、このblogの土台ができて、その後で、Twitterの短歌クラスタの方達にもファンレター出してみようかなって、今のスタイルにする時も、ぼんさんが相談に乗ってくれました。
私は彼を尊敬してるから、自分の集中力が落ちてきたら、作品の鑑賞をとめることにしています。
だから、今日は20数件たまってるけど(全レスしてます)、この作品だけ。
ぼんさんは一歩引いて、描写で思いを描くスタイルです。たぶん俳句に近いと思う。
この作品は、僕は女性をイメージするけど、どこにも「女性」とは書いてないんですよね。静けさとか落ち着きとか余裕のある毅然とした人、凛とした人、それは同性でもいいし、片思いしてる誰かでもいいですよね。
この作品の強さは、美しい瞬間の骨格とか骨組みを引っこ抜いて、それをポンと手渡してくれることのように思います。
つまり、鑑賞の余地があってイカスってことですよね。