RE 大小の万葉集の積み木から 私にも合う木を探してる
この作品は、リアルのぼんさんを知っていると、胸により刺さるものがあります。
彼のblogをご覧頂ければ分かるのですが、彼はバイリンガルです。しかも、それは彼のごく一部であって、彼の強みや専門性は他にあります。
何が言いたいかと言うと、「文語」が分からない・理解できないのではなく、理解した上で、自分の体にぴったりくる言葉ではないという彼の悲しみがあります。
遠くが見えるからこそ感じられる孤独とか悲しみってありますよね。
僕がこの歌から希望を感じるのは「私にも合う木を探してる」という点です。
つまり、合わないから拒絶するのではなく、それでも探すよという彼の立ち位置に希望を感じました。
返歌
大小の万葉集の積み木から 何をとっても金太郎飴
代償の万葉集の罪科で 文語縛りの夢を見たのか
広大な万葉集の海原に 泥舟だけど漕ぎいでるいざ