RE クーラーが部屋の重力上げていく 正しい夏をいつも忘れる
クーラーが部屋の重力上げていく 正しい夏をいつも忘れる #短歌 #tanka
— 清水ここに (@shimizu_kokoni) 2018年7月14日
毎年毎年毎年毎年、今年の夏は暑いねって言い続けてる気がします。
今年の夏はヤバイねと言いたいです。
ちょっとズタボロでして、いや、トラブルとかではなくて、たんにタスクがどかっと降ってきてパンクしているだけです。もう寝る、今日は絶対寝る、仮眠とか無理。
そう思っていたのですが、たまたまTLで清水さんの作品拝見したら、寝てられないですよね。
まず、ミステリアスな雰囲気に引き寄せられました。
「正しい夏ってなんだろう」「いつも?」「クーラーと重力?」
重力上がると僕らはどうなりますか。
動きにくくなりますよね。重力下がれば動きやすくなる。
これ、「おこた入ったら出るの嫌」の夏バージョンかなと受け止めました。
ということは、「正しい夏」の中身はわからないです。主体の中にあるものだから。
でも想像はできます。夏はこんなことしたいなってイメージがそれぞれありますよね。想いはあるけど、重力が上がるなら仕方ない。
そう受け止めると「いつも忘れる」って切なくないですか?
返歌
クーラーが部屋の重力上げていく あなたの町は どんな空ですか
クーラーが部屋の重力あげるから はかどりすぎる 夏色ボディ
ようやっと君が眠りに入れたね エアコンを切る 静かな寝息