RE 才能が無いとどうにもできないな 年功序列の「年」も下だし
才能が無いとどうにもできないな
— 早瀬はん@歌集出すのが夢です (@WaxQ8UNlKcEorSt) 2018年7月9日
年功序列の「年」も下だし
紫とピンクの混じるこの空は
魔女の絵本で いつか見た空
/早瀬はん#短歌
とりあえず、年功序列をどう血祭りにあげるか、みんなで相談したいですねえ。
二首掲載された、ファンタジー的な作品も好きなのですが、今回は一首目にフォーカスします。
まず僕が感じたのは、主体は年功序列を肯定してるわけじゃなさそうなこと。
世の中の仕組みは一応、視野に入れてるよというイメージ。
苛立ちとか焦りとか、この無理ゲーどうやって攻略するの? みたいな複雑な感情を描写してるように感じられました。
才能ってなんなんでしょうね。確かに圧倒的に輝く人はいるけれど、気の遠くなるような「積み重ね」の産物に私は思えるのです。つまり僕らと地続き。
年功序列の「上」が、中身空っぽなのに気がついて、内心焦ってたりするんですよね、大人の世界って。(めんどくさいっ)
返歌
鉱脈を掘って何かが出るのかは約束しない だから気楽に
「才能が無いとどうにもできないな」そんな私を吹き抜ける風
才能は無いがポストにおるのだが 年功序列の「年」も上でな