短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 陸橋の彼方の雲は帆を開き 聳える空の外周を行く

tanka.sblo.jp

※2018-09-24 1:57 追記

>陸橋の彼方の雲の歯車は
>聳える空の外周を行く

上記作品は、現在このように修正されています。

 

Some miles away
From a land bridge,
Clouds sail 'round
This towering sky.

 

f:id:re-tanka-tanka:20180706122408j:plain

空の外周って、なんだか「空気の層」を連想してしまいます。

いいですねえ。

「陸橋の彼方の雲」までは、リアルですよね。誰でも目にすることが出来る。

でも、帆を開きから先は、ぼんさんの世界。

 

そんな風に感じられて、言葉で世界を切り取れるなんていいね。という気持ちもありますが、「美」が単体であっても孤独ですから、ぼんさんの心を揺さぶることができた、世界の側にも「理解してくれる人がいてよかったね」という気持ちになります。

 

返歌

陸橋の彼方に雲が見えている ただ在ることにどうして泣くの?

 

陸橋を眺めて渡り育ったよ ランドマークになっております

 

陸橋の彼方の雲は陸橋に 興味あるけど 風が許さず