RE ガラス窓一枚が割く目の前の 水槽を出る一匹の虫
深い。
作品が何を語ろうとしているのか、読み解くの難解かもしれませんね。
眼の前の水槽は何かをガラス窓一枚で割いている。
そこを出ていく一匹の虫は何か。
小さな水槽の中に虫がいて、魚に食べられそうになりつつ、やっと這い出してきたのかもしれない。でも、この作品のイメージはそうじゃないですよね。
「一匹の虫」が僕らだとしたら、水槽は何になるのでしょう。
身近にある「ガラス窓」から、こうイメージを広げられたのですね。
返歌
ガラス窓一枚が咲く目の前に蜜を求めるガラスの蜂が
この場所は無限から見てどの程度離れているか気付いてますか
モノクロの中を歩いているようだあなたのいない日常の色