RE おまえの手料理サイコーって言ってくれるけどごめんそれレトルト
おまえの手料理サイコーって言ってくれるけどごめんそれレトルト #短歌 #tanka #jtanka
— 井筒ふみ (@hutarimusume) 2018年6月11日
この作品は、いくつの場面や状況で使えるだろうと考えて、イメージするのが抜群に楽しいです。
まず、主体が心の中で思っているだけなのか、それとも、おそらく恋人であろう人に対して言える関係なのか。これで、イメージできることがかなり変化します。
料理が作れる人なのにレトルトだと分からないくらい、惚れている。
料理が作れる人だからレトルトだと分かっていても、それも手料理と言えちゃう。
料理作れないけどこだわりなくて、とにかく彼女が何かしてくれたら褒めたくて、褒めてみたけどレトルトだった。
どのケースでも、惚れててバカになってると思いませんか? 微笑ましい。
あ、自分のそういう時期を振り返るのやめよう。
あとは、単に調子のいい人で、興味がないからレトルトを褒めたケースだと、一気に部屋の温度が下がる感じになりませんか?
主体はそうは言っていませんが、「惚れてくれるのは嬉しいけど、そこじゃない」って、甘痒いイラッとした気持ちを抱えているように思えて、この作品が好きです。
返歌
いいですか、レトルト使い胃袋を掴むのですよ コスパ大事よ?
君となら何を食べても楽しいと言ったじゃないの 録音あるよ?
褒めたけど添加物とか気になるし君の弁当 俺、作ります