短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 母ちゃんはオーストラリア、ヨーロッパ、カナダも含めアメリカと呼ぶ

たろりずむさんの作品は、どれも好きで、うっかりするとこのblogが、ぼんさんとたろりずむさんで埋まってしまいそうなので、自重しています。色んな方の作品を鑑賞させて頂きたいから。

それでも、この短歌は共感しかなくて、笑ってしまって、こうしてファンレターを書いています。

母ちゃん。何なんでしょうね、あの自由な存在は。

「よく知ってるね」「いや、小さな頃教えてくれたの母ちゃんでしょ」とか。

よくある残念なLINEシリーズみたいなのを期待してたら、的確にスタンプ使われて苦笑するとか。あるいは、iPadとかで手軽に出せる絵文字を使うのはいいけど、どうみてもキス顔のアイコンだったりとか。そして、どうやってその顔文字出したんですかって、膝から崩れ落ちるような顔文字つきのメールが届くとか。

被害は私にとどまりません。ご近所の成人男性に、子ども時代を知ってるから、「こんにちは」って挨拶したついでに「大きくなったね」って言ってキョトンとされるとか。

困ったなあ、やれれと思える程度には大人になりました。

 

たろりずむさんの作品は、私のようにやれやれと思われたのか、面白く感じられたのかは分からないですけど、ちょっと変わってて、でも大切な存在であることを、近過ぎず遠すぎず、ちょうどいい距離感や温度で表現されたと感じました。

全ての、ちょっと謎だけど愛すべき「母ちゃん」をお持ちの方々に読んで頂きたいなあと思わされました。好きです。

 

返歌

母ちゃんはオーストラリア製品は肉も野菜も「オージービーフ

 

母ちゃんは「オーストラリア下さい」で宿を手配しチケットも取る

 

母さんは指示語で話す生き物だ 立場が逆になって来たよね