RE あの人があの時出した記録には 遠い自分がまたそこにいる
切ない、金メダルかなと読みました。例えば、大会で金は取れたけど、世界記録は更新できなかったといった形で。
ぼんさんが、作品の手直しをされました。ですので、上記、訂正線をかけます。
以下は、訂正前の作品への感想と返歌です。(2018-05-26 20:31)
日常で、なかなか金メダルを取ることは無いですよね。学業でも仕事でも、結果を出せても、アスリートのように表彰されることは少ない。もちろん、学校や職場の文化によっては表彰されたりすることは分かります。
また、他人との比較の他に、自分の過去新はそれぞれ持っているはずで、「あの人があの時出した記録」をもちろん越えたいけれど、まずは自分の過去新を塗り替え続けているのか、成長出来ているか、良いコンディションを保てているのか、そんなことを思わされる歌でした。
仕事も人間関係も全部うまくいかない最悪な日だけど、疲れたからタクシー使ったりお弁当買ったりしたけど、それでも、ちゃんと規則正しくご飯を食べられた。あるいは、悔しくて眠りにくくてもちゃんと眠った。日常の中で、本当になんでもない当たり前なことだけど、こうした基本ほど、本当は「金メダル」に値するかもしれないですね。
あなたはご自身の、何に対して金メダルを与えますか?
返歌
一時間重曹使い研磨した自分史上の最高の鍋
あの人があの日あの時書き換えた 背中が遠い金メダルです
金メダル頂いたけど私には銅メダルだと思えるのです