RE 「ねえもしも私が死んでしまったらあなたどうする?」「たぶん自首する」
「ねえもしも私が死んでしまったらあなたどうする?」「たぶん自首する」#tanka #jtanka #短歌
— たろりずむ(BOT) (@tarrorismbot) 2018年5月22日
「たぶん自首する」がとてもとても好きです。
恋人の距離感だと、時々、どう答えても正解ではない質問されて困ったりしませんか。
例えば「仕事と私どっち」みたいな問いとか。
理屈で考えれば、比較できるものではありませんよね。
自らの生き方だったり、鍛えた専門性を発揮することだったり、役割だったり、何より暮らしの土台です。お仕事。
対して恋人・伴侶は、一緒にいたい人、一緒に生きたい人、時間を共有したいし、お互いを理解したい、そういう存在かと思います。
なぜその問いが生まれたのかを本人に聴かせて貰わないと、納得する答えは届けられませんよね。正論をいくら言ってもダメ。
たろりずむさんの場合は、すごい球が飛んできたと思ったら、もっと凄い球を投げ返すという、切り返しが好きです。
「いや、君に死なれたら」と心配したり、「どうしたの」とケアするはずの側が、一気に飛躍して「自首」って言葉を出せば、作中の「私」は「あなた大丈夫」って逆に心配する側になりませんか? 僕はシリアスな言葉のやりとりが、そんな風になぜかコミカルに感じられて、たろりずむさんのユーモアが好きです。
返歌
「ねえもしも私が死んでしまったら」「君の棺に心を渡す」
「ねえもしも僕が死んだとしたならば君はどうする?」「死ぬの禁止ね」
「ねえ待って自首をするとかマジやめてそれより明日どっか行こうよ」