RE ぼくたちがいない空気が張り付いて飲み込んでからのただいまでした
ぼくたちがいない空気が張り付いて飲み込んでからのただいまでした
— 村上航 (@WataruDeerMura) 2018年4月30日
『 でした 』 村上航 #うたの日 #tanka https://t.co/1PAfvq0xgD
白黒つけたいカフェオーレさん、評していただきありがとうございます。
この作品を拝見して、「あっ」て思いました。
もしかしたら、家庭かもしれない。
もしかしたら、学校や職場かもしれない。
なんらかの人の輪があって、もちろんそこは仲間だから安心して戻れるはずなのですけれど、まるで薄い膜に邪魔されるかのような、なんともいえない、「戻りにくさ」があって、「飲み込む」・一呼吸して、気持ちを整えて、いつも通りの自分の声を探して「ただいま」と輪に戻っていく。
そういうの、ありますよねと、とても共感しました。
こんなふうに、優しいトーンで、繊細な情景を切り取れたら、いいなあ。
返歌
ぼくたちがいない空気が張り付いて席に戻った僕だけが影
「あれ彼は?」「バイトじゃないの?」「たぶんそう」
「ただいまでした」「お土産はある?」
ぼくたちがいない空気に皆が慣れ安心したよあまり泣くなよ