RE 雪の編む白いむしろに凧降りる 袴着た子のとなりにふわり
この作品が生まれた背景も伺うと、よりイメージが膨らみますね。
雪が積もってます、ではなくて「白いむしろ」と描写して、そこに凧が降りてくるというイメージも、綺麗ですし、お正月の空気も感じます。
「ふわり」で結ぶ形も、柔らかくていいと思いました。
返歌
雪が編むブランケットを渡されたよけい寒いと言うに言えない
凧あげてぐいぐい天にのぼってく糸が千切れた今だけの鳥
一面の雪があんまり嬉しくて走った跡が書き初めになる