RE お待ちかねグツグツ煮込む鍋魚 やつの小皿に「ふー」息を吹く
猫短歌! 猫短歌! と、テンションが上がってしまいます。
サザエさんの歌ではありませんが、海鮮好きの猫って実在するのですね。
私が飼っていた猫はカリカリしか食べないので、例えばお刺身なども「すんすん」と匂いをかぐだけで、かじるどころか舐めることもしませんでした。
猫は威嚇する時に「フーッ」とか「シャーッ」といいますが、この作品では、小皿を猫舌な猫ちゃんのために冷ましてあげているのですね。
鍋魚あげないからね、という意味の威嚇と解釈すると、猫と人の緊張感が生まれますね。
返歌
「森永のアロエのやつと言ったでしょどうしてこれを買っちゃったのさ」
「みんなとは食べられるもの違うけど家族ですからここにいますよ」
「今なんて? フーッと言ったこの僕に意味知ってるの信じられない」