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ユーモアのある楽しい歌ですね。ゆとり世代なんて言葉もありましたから、綺麗だと感じるけれど、なんだっけというトボケた味わいもありますし、あるいは「ゆとり」とされた存在が何かしらの意味で「開花」すると解釈しても楽しいと思いました。
が、歌の背景には切ない事情があります。
こういう時に、自己憐憫に溺れるのではなく、ユーモアに昇華できるのが、ぼんさんの世界ですよね。
返歌
野ばらだね眼の前にある白い花どこ見てるのさほらそこだって
桜でも梅や桃でも構わないこの全身で春を味わう
ゆとりある一日を終えハラハラと風を染めてく淡い花びら