短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 空けていた家の受話器の信号で 今日も私は一人だと知る

tanka.sblo.jp

 

一人暮らしあるあるですね。何て言えばいいのでしょう。「寂しさ」の扱いが、感傷的になりすぎず(例えば寂しさ自体に溺れてしまい自己憐憫が出てくるとか)、じめっとさせずに、さらっと扱われている点がいいなと思いました。

 

返歌
空けていた部屋に荷物を全て置き「ああ独りだ」と寛いでいる

 

寂しさは寒色系に思えても赤には赤の切なさがある

 

「猫だもの寂しさならばへっちゃらさ」そう言う君が何故か隣に