短歌読みます、うたあつめ。

拝見した短歌への、返歌や感想を書く、公開ファンレターです。

RE 敷きつめた木の葉をめくり現れる 虫がくわえた類義語辞典

f:id:re-tanka-tanka:20190116174744j:plain

tanka.sblo.jp

うがい手洗い大切ですね。咳エチケットが苦手な方もいるので、マスクも欠かせません。手洗いも手首までとか爪の間も泡立てた洗剤で洗うですとか、仕上げに消毒液も使うと経口感染のリスクを減らせますね。

 

厳しい寒さが続きますから、それぞれの方のご健康が守られますように。

 

さて、作品。

ぼんさんワールドだと感じました。落ち葉が絨毯みたいに敷き詰めてあって、その中から、「寒いから開けたら閉めて」みたいに虫が出てきたとして、類義語辞典を私はイメージしないと思うから。

 

虫がくわえた類義語辞典は、きっと虫が読むことのできる文字で書かれているはずですよね。ということは、法則があるはずで、解読できれば、虫と意思疎通もできるかもしれない。遠くの銀河まで探査しなくても、知的生命体がご近所にいるお得感が楽しいです。

RE 好きだって思ったときに好きだって言わなきゃ君はあの人のまま

f:id:re-tanka-tanka:20190114183144j:plain

 「君はあの人のまま」が、とても心に残りました。

 

当たって砕けるにしろ、交際するにしろ、「ゼロ」ではないんですよね。

経験値になるし、それは人生を温めてくれる記憶にもなっていきます。

 

「いつ」好きだと認識したのかとか

「いつ」伝えたいと思うようになったのかとか

「いつ」伝えても大丈夫そうな関係性になれたのかとか

(慎重になりすぎて、「こっちが言う」みたいなのも楽しいですね)

「いつ」あの人が「君」になってくれたのかとか

 

「ご縁」とか「タイミング」で片付けてしまいがちな事柄から、関係性の変化する要素をスパッと切り取られた点が、刺さりました。

RE 塩鍋を囲みいよいよ終盤戦 追加したのち...嵩がふえてる(; ・`д・´)

f:id:re-tanka-tanka:20190114181445j:plain

tanka.sblo.jp

最近、北欧家具か何かのビジネスをされている方の著書を拝読したのですが、インテリアとはかくかくしかじかって一言でまとめてくれていて、そういう姿勢で手がけられるから居心地の良い空間が構築されるのだなあと学びました。ぼんさんは、居心地の良い空間作りのセンスが高い方です。うん、あのお部屋なら鍋パできますね。

 

暴飲暴食というと、自分なりの厳密なレコーディングダイエット始めて、女性の「ひとくちちょうだい」って文化はなんとなく気持ちが分かるようになりましたが、「なぜ、大人になってもお菓子を食べるのか(スイーツはともかく、ポテチとかスナック菓子類です)」はまだ分からないままです。友人に質問するのも、なんかしにくくて。

 

食物繊維は炭水化物に含まれるとか、脂質は摂取カロリーの何割までとか、そんなこと不惑を過ぎて今頃学んでいます。すなわち、暴飲暴食は得意です。さすがに10代の頃ほど食べませんけど、「荷物になるから、500mlのペットボトルの中身お腹に入れちゃおうかな」とか、今でもしれっとやってます。

 

さて、作品に戻りましょう。

楽しい鍋パでテンションも上がり、入れちゃえって感じになったのでしょうか。

鍋の〆は大切ですよね。でも嵩が増えるってことは、ご飯とかうどんとかではなくて、お野菜等の具材も追加されたのでしょうか。それとも、ご飯類がスープを吸ったのかな。残して、翌朝に、おじやにして食べても美味しいかもしれませんね。

ただ、暴飲暴食をキーワードにすると、おそらく主体と鍋を囲んだ方のお腹に美味しく頂かれたのだろうなあと思わされたのでした。

美味しいとか楽しいが一番ですし、大人だからこそ、たまには羽目外したいですよね。

 

RE 雲ひとつないあの空を雪はふる(´・ω・`) バスを逃した少しあと

f:id:re-tanka-tanka:20190114180718j:plain

tanka.sblo.jp

雪、気づきませんでした。

 

僕らの街の寒さって、歩くなど動いていれば耐えらても、バス停でバスを待つとかだとこたえますよね。間が悪いというか、雪の側からすると、せっかく降ったんだから次のバスが来るまで見ててくれる人が出た! と、幸運なことかもしれないですが、主体はきっと寒かっただろうなあと。

 

雲ひとつ無い空から降ってくる雪って神秘的ですね。お天気雨の雪バージョンなのかもしれないけれど、なかなか起きない事柄のように思うのです。

RE 生物は等しくすべて卑しくて愛おしいからほら、泣かないで

f:id:re-tanka-tanka:20190112153014j:plain

いろんな「泣かないで」がありますよね。
主体が慰めている誰か・何か(それは主体自身かもしれない)は、醜いとか卑しいという事柄に傷ついたりショック受けたりしているのでしょう。たぶん。

「違うよ(君は卑しくないよ)」という慰め方もありますけど、「その卑しさ(あるいはその痛み)」は、誰もが抱えるものだよって形で、だから「愛おしいよ」という視点、優しいですね。何より、リアルだと思う。

 

とても激しい作品・楽曲のバンドがあるとして、自分の代わりに泣いたり叫んだり、気持ちを代弁してくれるように感じることがあります。この作品からそんなこと連想しました。

 

共通するのは、建前や綺麗事も大切だけど、それでは「届かない」ことを知っていることのように思うのです。

 

RE カフェインの力で日々の睡眠を 調整すると言ってグビグビ(* ̄ω ̄)旦~~

f:id:re-tanka-tanka:20190112152134j:plain

tanka.sblo.jp

「おお、わが友よ」の一言で終了というか。うん。

 

僕は、プロテイン脳筋方面に進んでおりますが、ぼんさんはオシャレな飲み物にはまっていますね。うん、同じ飲み物なのに、なんだろうこの落差は……。

 

作品からずれますけど、末尾の顔文字は「お茶どうぞ」って様子に見えるのですが、作品は主体が飲んでるわけで、そのあたりもお気に入りです。

RE 昼寝して夕方、近所の銭湯へ まるいイルカの子供を連れて(*´ω`*)

f:id:re-tanka-tanka:20190112151615j:plain

いいすねー。

めっちゃ平和で満ち足りた優しい時間ですね。

そのお銭湯が、「子どもはいくらね」って普通に「イルカの子供」もお客さんとして受け入れてくれたら愉快だな。テルマエ・ロマエの番外編が作れそうです。

 

イルカといえば、漢字で「海豚」って書くんですよね。

語源とかどうなってるんだろう。

 

イルカ賢いですから、「失礼しちゃう」って思うのでしょうか。

それとも、人間と違って、悪い意味で「豚」と使わないので、「似てるとこある?」とか、鷹揚かつロジカルにくるのか、謎は深まります。